事例のご紹介八事交差点角にデザイナーズテナントビルを建築

お施主様から"八事の駅前で土地を取得し、その土地の活用を検討している」というご相談いただいたことがプロジェクトの始まりでした。場所は名古屋市内でも有数の高級住宅地として知られる八事の駅前交差点の角地で、お施主様からは「駅・街の価値を上げるような、地域のシンボルとなるような建物を作りたい」という想いをお伺いしました。

地域のシンボルとなるような建物とするため、お施主様と打ち合わせを重ねて建物のイメージを綿密にお伺いしました。ご提案にあたってはできる限り高い精度でそのイメージを具現化し、且つ土地活用としての収益性が確保できるよう建築プランを練り上げました。

お施主様との相互理解を深めるためにBIMソフトを活用し、現地の周辺建物まで再現したVRを作成。「交差点を走る車から建物がどう見えるか？建物を下から見上げた時にどう見えるか？」などヴィジュアルでご覧いただくなどしたことで、お客様とスターツのイメージの共有を図りました。

本プロジェクトは、お施主様と共に、営業・設計・工事を始めとする多くの関係者が特に熱い想いをもって取り組ませて頂きました。

計画地は好立地である一方、大きな交差点内で交通量が多く前面道路は普段から慢性的に渋滞が起こっていることに加え、敷地の地下には地下鉄が通っており、各諸官庁との協議の必要性や、杭の深さの制限などがあり、施工の難易度が高い工事となりました。そのような中でお客様のイメージを高い解像度で具現化していくためクリアするべき課題も多く存在しましたが、そのような苦労を乗り越え、お引き渡しの際はお施主様の喜んでいただいた顔を拝見することができとても嬉しかったことを今でも覚えています。

建築だけでなく入居テナントの募集やその後の管理までスターツで手掛け、街のシンボルとしてスムーズな立上げが実現しました。

プライベートでも、現場の前をよく車で通るので、本プロジェクトに携われたことを家族や友人に誇らしく語らせていただいています。