事例のご紹介工場・事務所の建築　分散していた事業拠点を移転集約

お客様である自動車部品メーカー様からご相談いただき、これまで各所に分散していた3つの事業拠点を1か所に移転・集約するという計画となりました。移転用地は調整区域（建物の建築が原則できない区域）となり、まずは行政との協議が必要であったことと、それを踏まえ駐車場と建物のバランスや製造工程に沿ったプランニングを行いました。

平面計画については従業員の方々が働きやすいよう作業所の面積を広く確保するために、事務所スペースは２階に配置。取引先企業の方々をお迎えする応接室や会議室も配置する必要があるなど、各種の要素を盛り込みながらも効率の良いプランニングを行う必要があるという点が課題となりました。

お客様との打ち合わせを重ねながら、作業所と事務所スペースに対して導線計画を整理。配置する機材の寸法を図面に落とし込みながらそれぞれに必要となる面積を共有しながらプランニングを進めました。

お客様の事業計画で建物完成時期も明確に決まっている中でスピード感ときめ細かさをもってご提案を行っていきました。

お客様・営業・設計・工事という各部門で認識の相違が起こらないよう、着工後も定期的な打合せを継続しました。工程が進むにつれて詳細な内容まで打合せを行うことにより自然とチーム一丸となって現場は順調に完成に向けて進みました。この点は建築に関係する各部門を内製化しているスターツの強みであると感じます。

無事計画通りの期日で建物を完成させることができ、竣工式ではお客様から感謝のお言葉を頂くことができました。