レポート
第34回金栗記念選抜陸上中長距離大会2026
2026年シーズンの始まりを告げる「日本グランプリシリーズ第一戦」第34回金栗記念選抜陸上中長距離大会(熊本)が4月11日(土)に開催され、スターツ陸上競技部から3名が出場しました。
【グランプリ女子1500m】
3位 康本 花梨 4分14秒69 (2組3着)★自己新/日本人トップ
【グランプリ女子5000m】
13位 ワングイ・エスター・ワンブイ 15分49秒37 (3組13位)
18位 伊澤 菜々花 15分56秒29 (3組17位)
<監督寸評>
今季初戦の金栗記念は、伊澤選手と康本選手にとって、目標とする6月の日本選手権に向けて、“どんな”スタートを切ることができるか、とても重要な意味合いを持ちます。
「これまでの取り組み」を評価し、「今後のプランを考える」材料になるからで、シーズン初戦は、選手にとって期待と不安が交錯する緊張が高まるレースになります。
康本選手は、今季の目標を「日本選手権で2位以内に入り、アジア大会日本代表になること」に置いています。その日本選手権で勝負するために、「初戦から記録の更新と順位に拘ったレースをする」と誓って臨みました。
レースは、その思惑通り、かなり速いペースで始まりました。おそらく、彼女が経験した中で最も速いペースで流れたレースだったと思います。
覚悟の康本選手は、ハイペースにも臆せず積極的に先頭集団で勝負しにいきました。レース終盤は、外国人選手2人のペースアップに対応できませんでしたが、3位争いを制し、日本人トップとなる自己記録を更新するタイムでゴールしました。
このハイペースのレースを経験したことはプラスですし、主要大会では初めての表彰台に上がることもできました。幸先の良いスタートを切ることができ、レース後の康本選手には、アジア大会日本代表が近づいた感が増したはずです。
5000mタイムレース決勝には、ロス五輪マラソン日本代表を目指している伊澤選手とワンブイ選手が出場しました。
伊澤選手は、1月の大阪国際女子マラソン後に休養を経ての立ち上げ途中での今季初戦でしたが、ある程度の仕上がりで臨むことができたと思います。レース序盤は、日本人トップ集団で流れに乗っていましたが、途中からペースを落としてしまいました。体調が優れなかったことが影響したのは明らかですが、伊澤選手も6月の日本選手権を春季シーズンの最大目標としており、今回の結果を分析し、調子を上げていくことができるようトレーニングを重ねていくのみです。
伊澤選手と康本選手が、日本選手権で優勝争いすることを明確な目標にしているように、スターツ陸上競技部は、選手たちが目指す競技会と目標レベルの引き上げを図っています。
秋季に待っている駅伝に向けても、全員の成長は必要不可欠なので、2026年度のチーム活動レベルを更に高めていくことができるよう、チーム一丸となって取り組んでいきたいと思います。引き続き、応援よろしくお願いいたします。
<康本選手コメント>
「スターツの選手として初レースであり、今季初戦ということもあり、緊張と楽しみな気持ちで臨みました。冬の鍛錬期に弱点克服に取り組み、その答え合わせとなる一戦となりました。
現状はまだ土台作り明けの荒削りな状態ではございますが、今後は研ぎ澄ませていくような練習を重ねる中で、成長を楽しみながら精進してまいります。会社や応援してくださる皆様、新たな環境で競技ができることに心より感謝いたします。」
<ワンブイ選手コメント>
「Good morning everyone.
I am happy for the support,I didn't run my target but I will work harder to make it next game. I am very very sorry for that.」
<伊澤選手コメント>
「今回のレースは今シーズン初戦となりました。マラソンが終わってから長期の休みをもらっていたため、状態が上がっていないことは自分で理解していました。その中でも、15分40秒を切りたいと思い、レースに臨みましたが、アップの時点から身体が重く、スタートしてからも動きが噛み合わない感覚があり、目標の記録には届きませんでした。
直近の目標としては日本選手権で結果を残すことなので、そこに向けて状態を上げていこうと思います。今後とも応援よろしくお願いします。」


