スターツ陸上競技部について
マラソンの「コツコツと積み重ねた努力が着実に実を結ぶ」、「それぞれのペースでゴールを迎える」というイメージが、スターツの企業理念・経営姿勢と重なることから、2000年にスターツ陸上競技部を創設いたしました。
スターツでは、いち早く組織の中で女性の活躍を応援してきたことと、そうした中で多くの社員がいきいきと活躍の場を広げていることから、女子の中・長距離競技を中心とした実業団チームを立上げたことはごく自然なものでした。
各選手の個性を尊重しつつ可能性を伸ばし、実業団から世界へと活躍の舞台を広げることを目指します。

スターツ陸上競技部の歩み
2000年〜2008年
スターツ女子陸上競技部創設
全日本実業団対抗陸上競技選手権
ジュニア3000m 高木千明 優勝 9分16秒67

優勝し、表彰台で笑顔の高木選手。
東京国際女子マラソン
フルマラソン 渡邊芳子 13位 2時間41分34秒

30回記念となった東京国際女子マラソンで力強 い走りを見せた渡邊選手(右)。
全日本実業団対抗女子駅伝
2時間18分38秒/総合11位
1区:西尾千沙選手 2区:菅谷恵美選手
3区:高木千明選手 4区:渡邊芳子選手
5区:高見澤有理選手 6区:牧原幸子選手
2002年(平成14年)に初出場し、創部8年目にして悲願の全日本初出場!
最長距離11.6キロ(5区)を走り抜いた当時新人の高見澤選手は、区間2位の走りで驚異の6人抜きを果たしました。
2009年〜2012年
世界クロスカントリー大会(ヨルダン)
シニア8km / シニア団体日本チーム 西尾千沙 54位 / 8位 29分05秒

ヨルダンで開催された国際大会で日の丸をつけて走る西尾選手。
第33回Americas Finest City Half marathon
ハーフマラソン 高見澤有理 3位 1時間13分22秒


東日本実業団の派遣選手として参加した初の国際大会で3位入賞を果たした高見澤選手。
全日本実業団対抗女子駅伝
2時間19分40秒/総合9位
最終中継所までトップを狙うレースを展開。
1区:土井友里永選手
2区:高木千明選手
3区:徳田夕佳選手
4区:グレース・ブティエ・キマンズィ選手
5区:徳重佑梨選手
6区:牧原幸子選手
2013年〜2016年
オロモウツハーフマラソン(チェコ)
ハーフマラソン 徳田夕佳 4位 1時間14分15秒

チェコで開催された国際大会に派遣され、4位入賞を果たした徳田選手。
全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
5000m グレース・ブティエ・キマンズィ 1位 15分17秒43(自己ベスト)

ラスト1㎞でスパートし、自己ベストで優勝したグレース選手。
東日本実業団対抗女子駅伝
東日本 過去最高4位を記録
1区:高木千明選手
2区:グレース・ブティエ・キマンズィ選手
3区:土井友里恵選手
4区:榊優美子選手
5区:徳田夕佳選手
6区:村岡温子選手
第98回 日本陸上競技選手権大会
5000m 高木千明 3位 15分39秒77
2017年
第101回 日本陸上競技選手権大会
100mハードル 相馬絵里子 3位 13秒44
第22回 アジア陸上競技選手権大会
3000m障害 佐藤奈々 3位 10分18秒11

アジア陸上に日本代表として出場し、銅メダルを獲得した佐藤選手(右)。
第3回 全日本実業団女子駅伝予選会
2時間24分24秒/総合11位
3年ぶりに予選を通過し、全日本出場へ
1区:佐藤奈々選手 2区:西海花選手
3区:上杉真穂選手
4区:ローズメリー・ワンジル・モニカ選手
5区:西野まほ選手 6区:小川香澄選手
2018年
東京マラソン2018
フルマラソン 上杉真穂 8位 2時間31分49秒(日本人3位/自己ベスト)

東京マラソン2018
フルマラソン 佐藤奈々 13位 2時間37分34秒(自己ベスト)

第52回 織田幹雄記念国際陸上競技大会
5000m ローズメリー・ワンジル・モニカ 1位 15分08秒61(大会新記録/自己ベスト)

2015、17、18年に優勝を果たしたローズメリー選手(先頭)。
第102回 日本陸上競技選手権
3000m障害 佐藤奈々 2位 9分56秒95(自己ベスト)

日本陸上選手権の3000m障害で自己新記録を更新し、2位入賞の佐藤選手(左)。
第40回 ゴールドコーストマラソン2018
フルマラソン 上杉真穂 6位 2時間34分00秒(日本人2位)

2019年
名古屋ウィメンズマラソン2019
フルマラソン
上杉真穂 16位 2時間28分02秒(日本人7位)
佐藤奈々 36位 2時間35分33秒

MGC(※)出場をかけたレース。名だたる実業団の選手が全力で臨む中、約30km地点までトップ集団に食らいつき日本人7位でゴール。惜しくもMGC出場権獲得には届きませんでしたが、強い気持ちでゴールを目指す姿は感動を与え、陸上部創設からの夢への第一歩となりました。
(※)MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)…2020東京オリンピック日本代表選考会のこと。
ケニア選手権
10000m ローズメリー・ワンジル・モニカ 3位 31分26秒22

ケニア選手権にて見事銅メダルに輝いたローズメリー選手。2019年9月に開催の世界陸上選手権に10000mのケニア代表として出場することが決定しました。
ドーハ 2019 世界陸上競技選手権大会
10000m ローズメリー・ワンジル・モニカ 4位 30分35秒75(自己ベスト)
2020年
第48回全日本実業団ハーフマラソン大会
ハーフマラソン
上杉真穂 8位 1時間10分17秒(自己ベスト)
佐藤奈々 14位 1時間11分36秒(自己ベスト)
ホクレン・ディスタンスチャレンジ2020<第3戦 網走大会>
10000m ローズメリー・ワンジル・モニカ 優勝 30分38秒18
第24回世界ハーフマラソン選手権
ハーフマラソン ローズメリー・ワンジル・モニカ 10位 1時間7分10秒
第6回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会
2時間21分25秒 /総合12位
1区:佐藤奈々選手 2区:西野まほ選手
3区:上杉真穂選手
4区:グレース・ブティエ・キマンズィ選手
5区:赤坂よもぎ選手 6区:西川真由選手
第40回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会
2時間18分55秒 /総合15位
1区:佐藤奈々選手 2区:西野まほ選手
3区:上杉真穂選手
4区:ローズメリー・ワンジル・モニカ選手
5区:赤坂よもぎ選手 6区:小川 香澄選手
第39回 山陽女子ロードレース大会
10km
佐藤 奈々 6位 32分39秒 (自己ベスト)
上杉 真穂 8位 32分41秒 (自己ベスト)

第51回 防府読売マラソン大会
42.195km
赤坂 よもぎ 優勝 2時間29分21秒 (自己ベスト)
2021年
第40回 大阪国際女子マラソン大会
42.195km 上杉真穂 4位 2時間24分52秒(自己ベスト)

第49回 全日本実業団ハーフマラソン大会
ハーフマラソン 赤坂よもぎ 13位 1時間10分54秒(自己ベスト)
名古屋ウィメンズマラソン2021
フルマラソン
赤坂よもぎ 6位 2時間26分51秒(自己ベスト)
上杉真穂 7位 2時間27分03秒

練習・寮生活について

出場する大会に向けて、練習メニューを設定。また、週に3日、スターツアメ二ティー株式会社で業務を行います。

効率的な筋力トレーニングを行うため、各種器具を揃えています。

監督のアドバイスをもとに改善点を見出し、競技力向上を目指します。

お部屋は、キッチン、独立洗面台、バス・トイレ別の1Kタイプ。

練習・睡眠・食事は、アスリートにとってとても大切なもの。貧血予防のためにも、選手全員で一緒に食事をとります。

元スターツ陸上競技部の栄養管理スタッフが寮内の厨房で調理。バランスの取れた食事を提供しています。