レポート
第322回日本体育大学長距離競技会
6月14日(土)に開催された「第322回日本体育大学長距離競技会 兼第16回NITTAIDAI Challenge Games」へ、7名の選手が3000mに出場しました。
NCG(日体大チャレンジゲーム)の出場者は、スターツの2選手=西川と三輪のみとなりました。
二人で協力し合いながらペースを作り、西川は5月の東日本実業団でマークした自己記録をさらに短縮しました。三輪もまずまずの記録で、ホクレン後半戦(7/12~19)に向けて、目処が立つ走りができたと思います。
赤堀も練習の成果を発揮し、日本選手権に向けて、手応えを掴むレースにすることができました。3000mSCで日本選手権のターゲットナンバー(出場枠)に入れるか、まだ発表されていませんが、出場が叶えば、8位以内の入賞を目指していくことができそうな雰囲気になってきたと思います。
他のメンバーは、目指していたレースとはなりませんでしたが、これからの奮起に期待したいと思います。
以下、レース結果と出場選手のコメントです。
◎西川 真由 9分28秒39(NCG 1着) ☆自己新
「応援ありがとうございました。今回は9分20~30秒で三輪とレースを作ってタイムを狙うレースプランで臨みました。結果は想定通りで走れ、自己ベストを出すことができました。ただ、中間であまり粘れなかったことに課題があると確認できました。
課題を練習に落とし込んで7月のホクレンの転戦では克服できるようにし、自己ベストを出します。」
◎三輪 南菜子 9分31秒23(NCG 2着)
「今回のレースでは、練習も積めていたので自己ベスト更新を目指して走りました。また、前回の試合(東日本実業団)では怪我の影響で本調子で走れなかったので、怪我せず今回の試合を迎えるためにもよりケアやフォーム等意識を高くもって取り組めたと思います。
結果はベストを更新できずとても悔しかったです。中盤落ちてしまい、ラストの切り替えもまだ足りないです。ただ、きつくなった時のフォームは改善できつつあるので、そこは自信にしていきます。純粋に力不足なので、練習内容も見直していきつつ、同時にフォームも改善して、次のレースではベスト更新できるよう日々取り組んでいきます。」
◎赤堀 かりん 9分34秒55(2組5着)
「9分30秒切りの自己ベストを更新することを目標にレースに臨みました。
菅平合宿から調子を上げてここまで練習することができていたので、自信を持ってスタートラインに立てました。母校の日体大でのレースということもあり緊張はしましたが、走れる喜びも感じながら走れました。結果は9分34秒と自己ベスト更新とはなりませんでしたが、自分の今の力を出し切ることはできました。
7月には日本選手権が控えているので、さらに調子を上げて次こそは自己ベストを更新し結果を残せるように頑張ります。」
◎大沼 亜衣 9分51秒88(2組23着)
「今回のレースでは、9分30秒切りを目標にして走りました。練習もある程度積めていて、いつもよりも調子が上がってきていると思ったのでいけると思っていましたが、積極的な走りができずにチャンスを無駄にしてしまいました。
後半の粘りが課題なのでしっかり克服して次のレースに繋げられるようにしていきたいと思います。」
◎中山 優奈 9分54秒65(1組4着)
「今回のレースでは前回よりも2000mの通過を意識し中盤を粘り、自己ベストを出すことを目標に取り組みました。結果は、積極的に走れた一方で、2000mまでのタイムをあげることができませんでした。記録を出すことができず悔しいです。
ただ、レースを迎える中での練習の過程や走りの感覚が変化してきていると感じられる部分もありました。まだ変えなければいけない課題を消化しきれていません。しっかり自分の弱さと課題に向き合い、記録を出し、応援に応えられるように取り組んでいきます。」
◎横山 美月 10分18秒03(1組16着)
「結果は思うような走りができず、もがいて力んだ走りになってしまいました。練習でできている本来の自分の走りができず悔しい気持ちでいっぱいです。自分の課題は力まずリラックスすることということを再認識することができるレースでした。
来週から始まる合宿で自分と向き合って、来月のレースでは課題を克服し皆さんに良い結果報告ができるように精進します。」
◎原田 萌花 10分30秒84(2組35着)
「前回(東日本実業団)のレースを経て少しずつ練習ができるようになってきていたので、今回は集団に食らいついていこうと思ってレースに臨みました。前半は目標通り通過することができましたが、そこから中盤~後半にかけてブレーキが掛かって失速してしまい力不足を実感しました。
思うように走れず結果を出すことができないことに悔しさともどかしさを感じますが、この2レースを通して課題ははっきりしたので、その課題としっかりと向き合い1つずつクリアできるように練習に取り組んでいきたいと思います。」