レポート
クイーンズ駅伝in宮城 ~選手コメント~
11月24日(日)に宮城県で「クイーンズ駅伝 in 宮城~第44回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会~」が開催され、実業団の駅伝女子日本一を目指し、シード8チームに加え、10月の予選会(プリンセス駅伝 in 宗像・福津)を勝ち抜いた上位16チームを合わせた全24チームが出場。スターツ陸上競技部は8年連続、15回目の出場となり、松島~仙台の6区間42.195㎞を駆け抜けました。
1区では伊澤選手が先頭で集団を引っ張りましたが、ラスト1kmのスパートに対応することができず、トップと9秒差の4位で襷をつなぎました。その後、徐々に順位を落としてしまい、4区・ワンブイ選手が区間7位の走りで順位を2つあげたものの、総合2時間23分54秒で24チーム中24位でフィニッシュしました。
今回の結果をチームでしっかり受け止め、強いスターツ陸上競技部となって戻ってこられるよう取り組んでまいります。日頃よりたくさんのご支援、応援を誠にありがとうございました。
各区間の成績、および出場選手コメントは以下をご欄ください。

【1区 伊澤 菜々花】
1区(7.0km) 21分55秒 区間4位/通過4位
「今回もたくさんの温かいご声援ありがとうございました。クイーンズ駅伝は、10月に行われたプリンセス駅伝より確実に調子を上げて挑むことができました。
今日は弘山監督と相談して『最初から攻める』と決めていました。しかし、前半からペースを上げ切ることができず、後ろを引き離すことができませんでした。結果としてはラスト1kmで、スパートをかけられた時に対応することができず、区間4位となってしまいました。悔しいですが、完敗です。まだまだ力不足だと痛感しました。

私には走りのフォームを含め、改善すべき点がいくつもあるので、もう一度自分には何が足りていなくて、どうしたらそれらを改善できるのかをしっかりと考えて今後に繋げていきたいと思います。そしてどんな状況でも“勝ち切れる”強い選手になりたいと思います。
また、チームの結果としても今日の結果を重く受け止めなければならないと思っています。選手全員が同じ気持ちであることを願っています。駅伝はやはり、“チーム力”が大切です。誰か1人が頑張っていても勝てるものではありません。このチームのキャプテンを任されている以上、チームの意識改革が必要だと思っています。来年の駅伝では、『スターツ強い!』と言ってもらえるように、またこの1年努力していきます。」

【2区 中山 優奈】
2区(4.2km) 14分19秒 区間24位/通過15位
「たくさんの温かい応援ありがとうございました。
プリンセスからの1ヶ月、ただただクイーンズで走りたい思いで取り組んできました。この1年も『駅伝を走りたい!』一心でした。しかし、スターツを背負い走るにはその考えが甘かったです。
『走りたい』だけでなく結果を残せる走りと強くなるための走りができていなかったと教えられ、今の力では戦うことすらできないことを痛感させられました。今までの自分から抜け出せなかったことが本当に情けなく、応援してくださった皆様に申し訳なく思います。強くなって走る姿で皆さんに、スターツに元気を与えられるように精進します。」

【3区 大沼 亜衣】
3区(10.6km) 37分32秒 区間24位/通過24位
「状態がなかなか上がってこない中で、初のクイーンズ駅伝でエース区間・3区に選んでいただき嬉しい気持ちもありましたが、それ以上に不安やプレッシャーが大きかったです。ですが、その状態でも駅伝に向けて悔いの残らないようにできる限り準備をしていれば自然と調子が上がってくると思い、準備を徹底していました。
調子は上がってきていたものの、レースでは大きく順位を落としてしまい、チームに良い流れを作ることができず、とても悔しい結果になってしまいました。今回の結果をしっかりと受け止め、来年のクイーンズ駅伝ではチームに勢いをつけられる選手になれるよう頑張っていきたいと思います。
たくさんの応援をありがとうございました!その応援が力になり、最後まで諦めずに全力で走り切ることができました。」
【4区 ワングイ・エスター・ワンブイ】
4区(3.6km) 11分32秒 区間7位/通過22位
「We are happy for Queen’s Ekiden and all fans who support us thanks very much to them, this time our team members will have been with some injuries problems but we have ran our best thanks very much.」
【5区 佐藤 鳳羽】
5区(10.0km) 35分40秒 区間23位/通過22位
「たくさんの応援ありがとうございました。後半のきつい坂などではたくさんの応援がとても力になりました。
ギリギリまでどの区間を走るか分からない中で自分の走りを良くしようと取り組みました。駅伝では初めて長い区間を任せていただき少しでもチームの力になろうと思い当日を迎えました。
結果は思い描いていた走りにはなりませんでしたが、同期での襷繋ぎだったので最後まで諦めずに走ることができました。この経験を活かしてもっと上を目指してがんばります。」

【6区 對馬 千紘】
6区(6.795km) 22分56秒 区間22位/総合24位
「不調が重なり、大会前の残り少ない2週間でできることを全部やって、今の力は出し切りました。結果は悔しいですが今の自分の実力です。あとは上がるだけです。
きつい場面がたくさんありましたが、沿道にいてくださった皆様の応援が本当に力になりました。今回悔しい結果になってしまいましたが、次は社員の皆様やチームで喜びを共有できるよう、今日をスタートラインとしてまた頑張っていきます。たくさんの応援ありがとうございました。」

沿道では各地から100名を超えるスターツグループ社員の皆さんも応援に駆け付け、全区間で絶え間なく熱い声援を掛け続けてくれました。
たくさんのサポート、ならびに応援を誠にありがとうございました。
弘山監督レポートは以下リンクよりご覧ください
【監督レポート】クイーンズ駅伝を戦い終えて~
