レポート
伊澤菜々花 5000mで12年ぶり大幅自己新!今季日本7位の好記録
11月9日(土)に開催された「第317回日本体育大学長距離競技会 兼第12回NITTAIDAI Challenge Games」において、伊澤選手が5000mに出場しました。
今回はクイーンズ駅伝へ向けた強化合宿終了から中2日。調整なしで臨んだレースでした。
記録更新への意欲の高まりから、本人の中では、全く迷いがないかのような積極的な走りで、レースの前半から果敢に日本人先頭集団をリード。3000m過ぎから独走となってからも終始自分でペースを刻み、15分25秒90で走破する強さを見せました。
■NCG女子5000m
伊澤 菜々花 15分25秒90 3着(日本人1位)
★12年ぶり自己新
★今季日本ランキング7位記録(日本歴代91位相当)

今年3年ぶりに現役復帰をした伊澤選手が、従来の自己記録(15分40秒89/2012年11月)を12年ぶりに大きく上回る自己新を達成し、今季日本ランキング7位という好記録で走ったことは、クイーンズ駅伝へ向けても大きな弾みとなりました。
この記録は、2000年に創設されたスターツ陸上競技部における日本人選手の歴代最高記録(15分36秒28 佐藤奈々/2022年7月)も更新し、新たなスターツ記録となりました。

<伊澤選手コメント>
「やっと、5000mの自己記録を更新することができました。今日を迎えるのに、12年かかりました。諦めずに挑み続けてよかったなと感じています。
今回の記録会は、クイーンズ駅伝を見据えながら合宿をしていた中でのレースでした。プリンセス駅伝が終わってから、なかなか身体が回復せず、不安になった日もありましたが、合宿では良い練習ができていたので今日、自己新は出せると思っていました。
自己新を出せたのはとても嬉しいです。
でもそれ以上に最初から最後まで自分でペースを刻んでこのタイムが出せたことがさらに嬉しく、また自信にもなりました。
これからも、挑み続けたいです。まだまだ進化していきたいです。今後とも温かい応援をよろしくお願いします。」
