レポート
2022.01.30
1月30日、大阪府・ヤンマースタジアム長居発着で行われた「第41回大阪国際女子マラソン」の招待選手として、上杉真穂選手が出場しました。
本大会は2022年7月にアメリカ・オレゴン州で開催される世界選手権の派遣選考レースであり、2023年秋に五輪代表選考会として開催される「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を懸けた女子最初の選考レース。
上杉選手は昨年大会で、2時間24分52秒で4位と自己ベストを3分以上更新する好成績を残しました。今回は、世界選手権の派遣設定記録である2時間23分18秒・日本人2位以内を目指します。
「前半から第1集団について、後半は粘って、粘って、粘って、自分の力を出し切りたい!」と大会前日の記者会見で話していた上杉選手。有言実行となる”攻めの走り”でしっかり第1集団の位置をキープします。
25km付近で第1集団から離されましたが、焦らず冷静にペースをキープ。
30km付近の上り坂も力強く登り切り、「フラットなコースよりもアップダウンのあるコースの方が得意」であることを裏付けるレースに。
単独2位でヤンマースタジアム長居に戻り、笑顔でフィニッシュ。自己ベストを2分以上更新する、2時間22分29秒の記録を樹立しました。
レース後のインタビューでは、「本当にうれしいです。格上の選手に果敢にチャレンジさせてもらう気持ちで走りました。自分で自分に壁を作らずにこれからもどんどん攻めた走りができるようになります。」と報道陣に語りました。
本記録で、オレゴン世界選手権の派遣設定記録である2時間23分18秒・日本人2位以内をクリアし代表候補になったとともに、2024年パリ五輪出場への切符をかけ、2023年秋に開催される「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」への出場権も獲得しました。
第41回 大阪国際女子マラソン
本大会は2022年7月にアメリカ・オレゴン州で開催される世界選手権の派遣選考レースであり、2023年秋に五輪代表選考会として開催される「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を懸けた女子最初の選考レース。
上杉選手は昨年大会で、2時間24分52秒で4位と自己ベストを3分以上更新する好成績を残しました。今回は、世界選手権の派遣設定記録である2時間23分18秒・日本人2位以内を目指します。