以前に建築をご依頼いただいたお客様より、相続時に分割しやすいよう資産の整理を検討しているとのご相談をいただきました。当時木造物件を2棟、RC物件を1棟お持ちであったお客様へ、RC物件を売却・相続時の資産のバランスが合うよう2棟建築し、4棟を資産として残すという内容をご提案しました。その後社内でお客様の条件に適う土地情報が持ち上がり、土地をご購入いただいた上で建築プランをご提案させていただく運びとなりました。
駐車場のスペースの取り方や昨今高騰している建築費のことを考え、事業性を優先させた木造3階建てをご提案しました。駅から近く単身者向けの1Kが多いというエリア性から、他物件との差別化を図るため1LDK×12世帯のプランとしました。限られた建築面積の中で、共用部をコンパクトにまとめ室内の面積を広く確保することで1部屋40㎡の広さを実現した無駄のないプランです。
広く不動産事業を扱い、仲介や建築など様々な面からお客様のお悩みに寄り添えることがスターツの強みです。今回も、仲介事業部から上がった土地情報を社内連携によりお客様へご紹介することができ、最終的に建築のご成約へと繋がりました。また、以前よりお付き合いのあるお客様である分、信頼を裏切らないよう、建てることを楽しんでいただけるよう心を込めて対応させて頂きました。