2025年12月23日
住む人のため、街のための分譲住宅
次世代へ引き継ぐ住まいのブランド戦略
分譲住宅・マンションの企画開発、販売を行うスターツデベロップメント株式会社。「長く愛される街と住まい 心を込めて贈り続けます」を企業理念に、次世代へ引き継ぐ住まいをお客さまへ届けるべく、「街を知り、土地を活かす分譲事業」を展開しています。SDVが供給する分譲住宅ブランドの特長や、事業に対する想いなど、営業本部担当執行役員の尾形に聞きました。
目次
地域ごとに「住まいの最適解」を導き、その土地にふさわしい分譲住宅を届ける
スターツグループに分譲事業部が発足したのは1989年。同年、分譲戸建ブランド「クラシード」、続いて分譲マンションブランド「アルファグランデ」が誕生しました。2005年に「スターツデベロップメント株式会社(以下、SDV)」として分社化し、現在では分譲戸建やマンションに加えてタウンハウスなども手掛けています。
「私たちの仕事は地域ごとに住まいの最適解を導き、その土地にふさわしい住宅を建てて販売することです」と尾形は語ります。
尾形───「スターツグループの基幹事業は不動産です。建設や仲介、不動産管理が事業の大部分を占めています。その中で分譲事業を担うSDVは、土地を取得し、分譲マンションや分譲戸建を開発して販売し、アフターサービスまで一貫して行っています。一般的には開発と販売を異なる会社が分業して行うことが多いですが、私たちは製販一体。さらに分譲マンションの管理はグループ会社であるスターツアメニティーが行いますので、購入のご検討からはじまり、そこに住み始めてその先まで、スターツグループで一貫したサポートを行える体制を敷いています」
スターツグループには、地主様の土地活用として賃貸マンションなどをご提案するスターツCAM、そして注文住宅をご提案するスターツホームというハウスメーカーもあり、それぞれ役割が異なります。必要に応じてグループ各社と連携し、案件を進めることもあるそうです。
尾形───「例えば、分譲住宅を建てる用地の仕入れはSDVの事業開発部が行っています。そして、その用地を仕入れるためには、どのような土地が売りにでそうかなどの情報収集が大変重要です。グループ内で地域密着営業を行うスターツCAMや不動産仲介事業を行うスターツピタットハウスから、情報を共有してもらうこともあり、グループ内で連携を図ることで、お客様により価値のあるお住まいをご提案できる環境を作れることが私たちの強みだと感じています」
次世代へ引き継ぐ、長く愛される街と住まい──「100年住宅」を目指す
SDVが展開する分譲マンションブランドは「アルファグランデ」「アルファヴィエント」「クオン」の3ブランドです。その中で「クオン」はSDVの分譲マンション事業におけるフラッグシップモデルとして設計され、ハイエンド向けの高級マンションを供給しています。クオンシリーズの第一号物件である「クオン新浦安」について、尾形は「こだわり抜いた仕様・機能を取り入れたマンション」と語ります。
クオン新浦安
尾形───「特徴的なのは、『クオン新浦安』が4階建ての低層マンションにも関わらず、免震構造を採用している点です。一般的に免震構造は20階以上の高層マンションで採用されることが多く、低層の場合はおおむね耐震構造で建てられることが多いのが現状です。ただ、『クオン新浦安』では、“長期にわたり安心して暮らせる住まい”を目指していたことから、近い将来に起こるかもしれない大地震の際にも建物の揺れを軽減し、お住まいになる方の命と建物、そして家財などの資産を守ることができる免震構造を導入しました。また、敷地内に防災備蓄倉庫や、防災井戸、非常時にかまどに変形するベンチを設けるなど、地域の防災拠点としての機能も備えています」
アルファヴィエント南行徳
一方、「アルファグランデ」は“プラスアルファの付加価値”を意識した、お住まいになる方のライフスタイルに柔軟に対応できる住宅です。供給物件の中にはライフステージの変化に合わせてリフォーム可能なマンションもあります。そして「アルファヴィエント」は、戸建住宅とマンションを融合させたタウンハウスブランドで、マンションのセキュリティ性や堅牢性を持ちつつ、メゾネットタイプで戸建のような暮らしが可能となるユニークな商品です。「クオン」を含めた3ブランドに共通しているのは、「次世代へ引き継ぐ、長く愛される住まい」であることです。
尾形───「SDVが目指しているのは『100年住める住宅』。堅牢性はもちろん、お客様のライフスタイルが変化されても、長く住むことができる住まいの提供を目指しています」
0歳から100歳まで、さまざまなライフイベントが循環する街づくり
分譲戸建ブランドは、「クラシード」と「クオンガーデン」の2つがあります。「クラシード」は分譲事業が立ち上がった当時からの主力ブランドです。「生活に豊かな花を咲かせる」というイメージから、「暮らし」と「Seed(シード・種)」を組み合わせてブランド名としました。種が成長してやがて花を咲かせるように、ライフスタイルの変化に対応していく住まいでありたいとの想いが込められています。
クオンガーデン新浦安
「クオンガーデン」は、マンションブランド「クオン」と同じくハイエンドなコンセプト。「クオンガーデン」を象徴する物件が、88棟が並ぶ「クオンガーデン新浦安」です。
尾形───「『クオンガーデン新浦安』、そして前述の低層マンション『クオン新浦安』に加え、スターツケアサービスが運営する幼老一体型施設などにより『タイムレスタウン新浦安』が構成されています。そのコンセプトは、『0歳から100歳までが交流し、循環する街』。ライフステージの変化によってマンションから戸建へ住み替えたり、お住まいの方がご高齢になった際に介護施設へ入所されたり、お子様が生まれた際には保育園へ通園したり、そうしたさまざまなライフイベントが循環することを想定した街となっています。マンションや戸建住宅、高齢者支援施設、保育園を同じ街区に設けることで、お住まいになるご家族が生涯にわたり同じ街の中で暮らし続けられる環境を実現するのが目的です。この循環を実現することは、不動産としての資産価値の維持にもつながると考えています」
尾形には、「クオンガーデン新浦安」を販売していた時に出会ったとあるお客さまが印象に残っているそうです。
尾形───「分譲戸建ての『クオンガーデン新浦安』をご購入いただいたご家族のお子さまがご結婚の際に、『のびのびとした環境が気に入って、子どもたちにも住んでほしい。近くに家族がいるとお互い安心するから』と、分譲マンション『クオン新浦安』をご購入いただきました。同居を予定していたお母様はタイムレスタウン内のケアセンターに入所されています。3世代が同じ街区に住み、将来的には今お住まいの戸建をお子様に譲り、自分たちはマンションで暮らす話をされているようです。家族のライフステージやニーズに合わせて柔軟に住まいを選択し、また次の世代に繋いでいく様子が、お客様との永続的なお付き合いをモットーに掲げるスターツらしいエピソードだと感じました」
都心部への住宅供給や住宅領域以外への事業展開──総合デベロッパーとしての挑戦
現在、SDVは世田谷区桜上水、江戸川区一之江、そして横浜市港北区などで分譲住宅の開発を進めています。最近では、荒川区日暮里に分譲マンション「アルファグランデ日暮里」を、文京区に分譲戸建て「クオンガーデン文京千駄木」などを開発。近年、SDVは都心部での事業展開にチャレンジしています。
アルファグランデ日暮里
尾形───「『アルファグランデ日暮里』は企画の立ち上げから携わったのですが、山手線沿線の物件を担当するのが初めてだったこともあり、新たなマーケットを開拓することにやりがいを感じました。物件自体も想定以上の好評で、同じブランドでも画一的な商品設計をせず、地域の特性やニーズに合わせて間取りや設備、価格帯を入念に検討し、“住まいの最適解”を提案し続けてきたことが、都心部でも受け入れられていると感じています。これまで供給実績がないエリアにも積極的に取り組んでいきたいと考えています」
SDVにおける今後の取り組みとして、尾形は「住宅領域以外に、レジデンシャルホテルやサービスアパートメントなどの中長期滞在型ホテルに挑戦したい」と語ります。
尾形───「SDVは、分譲住宅の供給がメインですが、将来的には総合デベロッパーとして事業の幅を広げていきたいです。これから会社が成長するには、さまざまな分野に挑戦し、商品やサービスのバリエーションを増やす必要があります。商品のコンセプトやバリエーションを豊富に持つことで、より多くのお客さまのニーズに応えられると考えています。私は営業部門の出身なので、お客様に最適なお住まいを提案したいという気持ちはそのままに、地域のニーズにもしっかりと対応し、持続可能な企業であるためにも今後も多様な取り組みに挑戦していきたいと思っています」
- 営業時間
- 9:00~18:00(土・日・祝日)
- URL
- https://www.starts-development.co.jp/