2025年8月28日
芸術とりんご酒が弘前でお出迎え

青森県弘前市、りんごの名産地として知られる津軽地方南部のこの地で、現代アートとともにシードル(りんご酒)を楽しめる美術館があることをご存じですか?弘南鉄道大鰐線「中央弘前駅」より徒歩2分の場所に、黄金色の屋根を携えた歴史を感じさせる赤レンガの建物、「弘前れんが倉庫美術館」が姿を見せます。ここでは現代アートの美術館としての側面の他に、シードル工房があり、美術館併設のカフェ&ショップ「BRICK」では青森県産りんごを使用したシードルをお楽しみいただけます。本記事では「BRICK」のスタッフがシードルの美味しさをご案内します。
品種、造り手で変わるシードル。味の違いをお楽しみください

カフェ&ショップ「BRICK」内観
青森県は日本一のりんごの生産量を誇り、時期によってさまざまな品種が出荷されます。
それらりんごで造ったお酒がシードル。BRICKでは津軽地方にある12メーカーから厳選された約40種類のシードルを販売しています。「甘いお酒というイメージが強いですが、食中酒にも最適なドライなシードルもたくさんあるんです」とスタッフは語ります。この夏、3種のシードルの味の違いが楽しめる2つのセットをBRICKがご提案。
「ひとつは『青森でシードルと言えば!』という3メーカーのおすすめ1種をそれぞれ詰め合わせた定番セット(kimori CIDRE DRY, もりやま園テキカカシードル, タムラシードル2ND DRYグランデ各1本づつ。お値段¥3100税込)。もうひとつは個性派シードルを集めた変わり種3種セットをご用意しています」。キリッと冷えたシードルで弘前観光のお供にも、お土産として持ち帰ってお家でも、シードルでカンパイ!といきましょう。
"シードル3種セット"の中身はこちら

kimori CIDRE DRY
主な原料は酸味と甘みのバランスが良いサンふじ。濾過をしておらず、ゆっくり発酵させているため果実感を損なわない複雑な味わい。優しい炭酸と舌ざわりも特徴

もりやま園テキカカシードル
間引き作業で摘み取った未熟果を使用。勢いよく立った炭酸の喉越しがクセになり、キレと爽快感、口に広がるりんごの風味を存分に味わえる1本

タムラシードル2ND DRYグランデ
完熟りんごを使ったこの一本は、爽やかですっきり飲みやすく、りんごならではの酸味、完熟ならではの甘みでフルーティーな味わいが特徴
"変わり種3種セット"はこちら

変わり種3種セット
姫りんごを使った「テキカカシードル ドルゴ」、太宰治の小説に登場したりんご酒を再現した「津輕」、優しくも複雑な味わいのポム·マルシェ 「éffrie」
シードルと一緒に。"BRICKのりんごなお土産"

BUNACO petite RINGO
青森県産ブナの木を使った木工品を提案するBUNACOから、りんごにそっくりな手のひらサイズの小物入れ

たなか銘産 りんごオブジェ
津軽塗の工房·たなか銘産。漆ならではの美しい艶と唐塗に螺鈿が加わり凛とした佇まい
弘前れんが倉庫美術館

- 開館時間
- 9:00~17:00 ※但し、金曜日・土曜日に限りスタジオ、ライブラリーのみ21:00まで開館
cafe & shop BRIC:9:30~17:30(LO16:30) - 休館日
- 火曜日(祝日の場合は翌日に振替)、年末年始
- 住所
- 青森県弘前市吉野町2-1
- TEL
- 0172-32-8950
- 観覧料
-
展覧会により観覧料が異なります。
※観覧料は各展覧会のページをご確認ください。
※美術館の建物への入館、ライブラリーの利用は無料です。
- 営業時間
- 9:00~17:00(休館日:火曜日)
- URL
- https://www.hirosaki-moca.jp/
新着記事
-
豊かな「まち」の魅力を伝えるために雑誌編集者がワイン造りに挑戦
-
施設の魅力を引き出す企画力と確かな管理・運営。総合力で賑わいを生む公共施設の再開発
-
流山のまちに文化の花が開く、こだわりの音響を備えた多目的ホール
-
芸術とりんご酒が弘前でお出迎え
-
親の“これから”に安心と自分らしい生活をライフサポートレジデンスのすすめ
記事のジャンルから探す
詳細はこちら
記事のジャンルから探す