プレスリリース

※社名・役職などは掲載当時のものです。

2023年05月18日

福岡高等技術専門校跡地有効活用事業にて
スターツ九州を代表としたコンソーシアムが優先交渉権者に決定
スターツグループ初の九州地方におけるPPP・PFI事業[2027年2月竣工予定]

 スターツ九州株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:吉永英太)を代表企業とし、株式会社九電工、株式会社青木茂建築工房の計3社で構成されたコンソーシアムが、福岡県「福岡高等技術専門校跡地有効活用事業」の公募型プロポーザルにおいて優先交渉権者に選定され、施設の設計・建設業務と70年間の維持管理・運営業務を行います。本事業は、スターツグループにとって九州地方で初めてのPPP・PFI事業となります。


■施設外観イメージ(計画段階のイメージであり、今後の協議により変更の可能性があります)  提供:青木茂建築工房


 本事業は、福岡高等技術専門校跡地を最大限有効活用することを目的に、県が本事業敷地に対して定期借地権を設定し、民間事業者が福岡県から土地を借り受け、新たに賃貸マンション及び一般向け店舗を配置した複合施設を整備し、約70年間にわたって事業を運営します。建物完成後は、福岡県の福岡農林事務所や福岡市の新千早公民館等が新施設内に移転します。
 
 事業計画は、「福岡都市圏 都市計画区域マスタープラン」内の「都市づくりの5つの基本理念」に基づき、共用部分の積極的な緑化などにより緑に包まれ、周辺環境と調和した施設デザインを提案しました。
 県の魅力をPRする方策として、農林事務所の内装材への県産材使用や各施設エントランスへの大川組子調デザインの採用、福岡県推奨緑化木の植樹を行います。また、県政策へ協力する方策として、LED照明や太陽光発電の導入などのSDGs達成に向けた積極的な取り組みや、災害時に利用可能な非常用発電機の設置、防災井戸やマンホールトイレの設置などを行います。
 福岡県の職員様や地域の皆様が快適に安心して利用できる環境を整備すべく、スターツ九州株式会社が代表企業として主導してまいります。
 
 本プロジェクトにおいても、「総合生活文化企業」として多岐に渡る事業を展開してきた強みと、これまで取り組んできたプロジェクトで培った経験や知見を活かし、地域に根差した開発・整備・運営事業を行ってまいります。

■計画地概要
 ・所在地:福岡県福岡市東区千早四丁目3025番3
 ・敷地面積:3,300.00㎡
 ・用途地域:商業地域
 ・指定建蔽率:80%
 ・指定容積率:400%
 ・交通アクセス:JR鹿児島本線・西鉄貝塚線「千早」駅徒歩6分

■今後のスケジュール
 ・基本契約等締結   2023年9月
 ・定期借地開始    2025年3月(70年間)
 ・新施設建設     2025年3月~2027年2月
 ・福岡農林事務所入居 2027年3月(福岡西総合庁舎から移転)

■事業関連会社
 ・代表企業:スターツ九州株式会社
 ・構成員:株式会社九電工、株式会社青木茂建築工房

福岡県ホームページ(参考)


<本件に関するお問い合わせ先>
スターツコーポレーション株式会社 広報部:西郷・小宮
e-mail:group-pr@starts.co.jp
TEL:03-6202-0380(直)
FAX:03-6202-0333

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