プレスリリース

※社名・役職などは掲載当時のものです。

2022年03月10日

スターツグループが初めて携わるPark-PFI事業
『恵比寿南一公園改良整備事業』の工事が着工
~周辺地域の新たな交流と価値創造を目指して~

 スターツCAM株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:直井秀幸)は、サッポロ不動産開発株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:時松 浩)を代表企業とする共同事業体の建設業務担当企業として、渋谷区が推進する公募設置管理制度(Park-PFI制度)※1を活用した公募型プロポーザル「恵比寿南一公園改良整備事業」に応募し、渋谷区から2例目の事業者として選定されましたのでお知らせします。また本事業では、株式会社スターツ総合研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:平出和也)が公募から着工までの事業推進アドバイザリー業務を行いました。
 工事は2022年1月5日(水)に着工、竣工は2022年7月、施設の供用開始は2022年9月を予定しています。
 「恵比寿南一公園」は、JR線の線路をはさんで恵比寿ガーデンプレイスと隣接する場所にあり、日頃から地域住民の憩いの場として親しまれている公園です。本事業では、既存樹や現存する公園施設を残しつつ、渋谷区が拡大を図る「プレーパーク」※2を設置し、子どもの自発性や創造性を尊重しつつ安全安心に自然と触れ合える空間にリニューアルします。また、新たな公園施設として、ペットとともに滞在できるダイニングカフェや屋内多目的スペース、ペットの一時預かり機能(ペットサロン・ホテル)などを整備する予定です。地域住民の利便性向上はもちろん、次世代を担う子どもたちの学び(人間性・社会性の創造、情操教育)の場を提供していきます。

 地域住民が今まで通り快適に過ごせる緑豊かな環境を形成するとともに、公園を核とした周辺地域の交流創出と新たな価値創造を実現するために、引き続き安全・確実な施工を行います。

※1…2017年の都市公園法改正により新設された、飲食店等の公園利用者の利便の向上に資する公募対象公園施設の設置と、当該施設から生ずる収益を活用してその周辺の園路、広場等の一般の公園利用者が利用できる特定公園施設の整備・改修等を一体的に行う者を公募により選定する制度のこと。
※2…通常の公園のようにブランコやシーソーなど既存の遊具がなく、子どもたちの自由な発想を基に、個性を発揮して遊びを作り出すことのできる遊び場のこと。日中は原則としてプレーリーダー(大人)が常駐し、子どもの「遊び」を支援するとともに安全管理を行う。




■恵比寿南一公園の再生方針
(「恵比寿南一公園改良整備事業 公募設置等指針(令和3年1月)」より抜粋)

①子どもが自由に安心して外遊びができるプレーパーク
・子どもの発想を尊重し、自由な遊びやチャレンジができる環境をつくる。
・五感を使って自然(土、水、火、木、風等)と触れ合える環境をつくる。
・道具を使ってものづくりが体験できる環境をつくる。

②恵比寿エリアの地域の交流を促すような公園の整備と運営管理
・恵比寿駅周辺の拠点ゾーンにおける、地域の交流を促すような公園の整備に寄与する取組の実施
・公園内に留まらないエリアの価値を高めるエリアマネジメントへの展開

③地域の多様な主体が参画できる持続可能なコミュニティの形成
・賑わいや魅力の持続に向け、地域が主体となる公園の活用を推進
・地域を中心に多様な主体が参画するプラットフォームの形成


■公園概要

・所在地
 渋谷区恵比寿南一丁目26 番1号




・交通アクセス
JR線、東京メトロ日比谷線
「恵比寿」駅より徒歩8分

・公園面積
2,016.79㎡(全体)

・公園の種類
街区公園

・主な公園施設
プレーパーク、植栽、ベンチ、事務室など


■ 公募対象公園施設概要

・構造、規模
地上2階、鉄骨造

・建築面積
143.1㎡

・延床面積
286.2㎡

・建物用途
飲食店、サービス施設


■構成企業の概要

・代表企業、維持管理運営
サッポロ不動産開発株式会社

・施工
スターツCAM株式会社

・設計、監理
UDS株式会社

・事業推進支援
株式会社スターツ総合研究所


<本件に関するお問い合わせ先>
スターツコーポレーション株式会社 広報:小田、榎谷
e-mail:group-pr@starts.co.jp
TEL:03-6202-0380(直)
FAX:03-6202-0333

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