プレスリリース

※社名・役職などは掲載当時のものです。

2011年10月05日

スターツCAM
免震建築の受注、累計200棟達成!

 スターツCAM株式会社( 本社:東京都江戸川区、代表取締役社長 : 関戸博高 )は、2011年9月末時点で免震建築の受注累計200棟を達成いたしました。

 同社では地震発生時の建物機能を維持すると共に、入居者の安全を守る賃貸住宅を普及するため、1995年の阪神淡路大震災以降、建物の足元を地面から切り離し、地面との間に積層ゴムと呼ばれる免震装置を組み込むことで、地震の激しい揺れを受け流す「免震建物」の普及に注力してきました。

 1999年には独自の免震技術の開発に着手し、1棟目となる免震構造の賃貸住宅を受注。2004年には1階の床を上に持ち上げる構造を採用する事で安全性を確保しつつ、基礎工事の費用を抑えて投資効率を向上させる「高床免震」の営業を開始。同年、「高床免震」の賃貸住宅1号を受注し、翌2005年には「高床免震」の特許を取得しました。現在も免震技術の開発向上に取り組んでおり、免震装置を備えた建物の実績は、賃貸住宅からホテル、高齢者福祉施設へと拡大しております。

 スターツCAM(株)では、免震賃貸住宅を建築する際、万が一来るかもしれない大地震に備えて、井戸や非常時にかまどになるベンチの併設を提案。井戸が併設された免震建物が、災害時に壊れないだけでなく地域の防災拠点となることを目指しています。日常的に人が集える場所(井戸)が街中にあるということは、地域コミュニティの形成を促し、人と人とがつながる最良の防災対策だと考えております。

 今後も、ローコストかつ高品質な構造・機能に優れた高い安全水準を備えた建物を、一棟一棟増やしてゆきます。そして、「高床免震」をはじめとした独自の免震技術に磨きをかけ、人と、街と資産を守り、安全で安心して暮らせる街づくりの実現を目指します。


免震賃貸住宅に併設されている井戸


<本件に関するお問い合わせ先>
スターツコーポレーション株式会社 広報:工藤 明子
e-mail:akiko.kudo@starts.co.jp
TEL:03-6202-0380(直)
FAX:03-6202-0333