ごあいさつ

 株主の皆様には、日頃より格別のご支援とご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 ここに、当社第54期の報告書をお届けするにあたりご挨拶申し上げます。

 当連結会計年度における国内経済は、雇用・所得環境の改善、好調なインバウンド需要を背景に緩やかな回復基調が続く一方で、物価上昇や金利環境の変化、不安定な海外情勢の影響により景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。

 こうした中、当社グループでは、首都圏及び国内主要都市におきまして、不動産活用における建設から不動産賃貸及び売買の仲介、不動産管理までワンストップのサービス提供とともに、関連する各事業間での連携を図りながら、安定的かつ持続的な成長及び事業展開を目指してまいりました。

 2026年3月末現在、当社グループの安定収益基盤となる不動産管理物件数は、住宅1,080,171戸、駐車場199,066台、ビル・施設管理件数5,009件と着実に増加。不動産営業店舗「ピタットハウス」は全国632店舗、高齢者支援・保育施設は131事業所を運営しております。

 海外拠点におきましては、世界22カ国、34都市(国と地域を含む)において、海外進出を図る日本企業のオフィスや駐在員の社宅の仲介、工場等の売買仲介、レンタルオフィス・レンタルファクトリー・サービスアパートメント・ホテルの運営など、各国のニーズに合わせたサービスを提供してまいりました。

 当連結会計年度の業績は、建設事業におきまして工事が順調に進捗しました。売買仲介事業において不動産売却サポートサービス「マイホームオークション」に注力することで、取扱件数及び取扱高が増加、また賃貸仲介事業及び不動産管理事業におきましても管理物件数の増加に伴う仲介手数料、管理手数料売上及びメンテナンス売上が堅調に推移いたしました。分譲不動産事業におきましても、「スターツプロシード投資法人」及び不動産セキュリティ・トークン「スターツ・アセット・トークン」の対象資産として賃貸住宅の譲渡を行いました。さらに、ホテル・レジャー事業におきましても稼働が好調に推移しました結果、売上高は2,519億11百万円、営業利益は362億72百万円、経常利益は382億44百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は253億11百万円となりました。

 今後におきましても、創業以来変わることのない『人が、心が、すべて。』の理念のもと、感謝の気持ちを忘れることなく、引き続きヒューマニズムに富んだ人財育成とグループガバナンスを徹底させた組織づくりに努め、地域・社会とともに一歩一歩、永続的に発展できる企業体を志向してまいります。

 株主の皆様には今後とも、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2026年6月
代表取締役社長 村石 豊隆