ごあいさつ

 株主の皆様には、日頃より格別のご支援とご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 はじめに、新型コロナウイルスの影響を受けられた方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い感染症の終息と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

 ここに、当社第50期の報告書をお届けするにあたりご挨拶申し上げます。

 当連結会計年度における国内経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、ワクチン接種の普及や緊急事態宣言解除に伴う経済活動の再開に持ち直しの動きが見られるものの、ロシアによるウクライナ侵攻等に伴う原材料価格の上昇や金融資本市場の変動等、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

 こうした中、当社企業グループにおきましては、土地有効活用、不動産仲介・管理を中心とするストック型収益積層ビジネスを軸に、「総合生活文化企業」として地域に根差し、皆様の暮らしに末永くお役に立てるサービス・商品をワンストップで提供するとともに、法人取引の拡大も図りながら、景気に左右されない安定収益基盤づくりに努めてまいりました。

 国内では、安定経営の礎となる不動産管理物件数が2022年3月末現在、住宅759,125戸、駐車場159,431台、ビル・施設管理2,477件と着実に増加。総合不動産店舗「ピタットハウス」は全国665店舗、高齢者支援・保育施設は116事業所を運営しております。また、2022年4月より国内主要都市5社の名称を変更し、新たなエリアへの事業拡充も図ってまいります。

 一方、海外では世界21ヶ国・34都市(国と地域を含む)において、不動産仲介・コンサルティングを軸としながら、レンタルオフィス・工場・ホテルの運営など、各国のニーズに合わせたサービスを提供してまいりました。

 当連結会計年度の業績は、感染症拡大の長期化によりホテル・レジャー事業では引き続き営業活動に影響がありましたが、建設事業におきまして受注高が順調に推移し、賃貸仲介事業及び不動産管理事業は、管理物件数増加に伴う仲介手数料、管理手数料の増加、また高齢者支援・保育事業も既存事業所の稼働が順調に推移し、さらに出版事業におきましても書籍や電子書籍等の販売が好調に推移いたしました結果、売上高1,965億78百万円、営業利益241億82百万円、経常利益257億89百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は167億72百万円となりました。

 今後におきましても、世の中の常識や価値観が大きく変化する中で、様々な局面にも柔軟に対応しながら、新たなサービス・商品の提供にも積極的に取り組んでまいります。

 そして、創業以来変わることのない『人が、心が、すべて。』の理念のもと、感謝の気持ちを忘れることなく、これまで通りヒューマニズムに富んだ人財育成とグループガバナンスを徹底させた組織づくりに努め、地域・社会とともに一歩一歩、永続的に発展できる企業体を志向してまいります。

 株主の皆様には今後とも、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2022年6月
代表取締役会長 村石久二
代表取締役社長 磯﨑一雄