2025年12月16日
都心から好アクセス、府中のまちに賑わいを生む
地域に開かれたホテル
京王線沿線のベッドタウンとして人気のある府中。府中市の周辺には、高尾山、サンリオピューロランド®、味の素スタジアムをはじめ、さまざまなレジャー施設やイベント施設があり、実は観光の拠点としても便利なエリアです。そんな府中の玄関口、京王線府中駅からすぐの場所にスターツホテル開発が運営する11施設目の宿泊施設、ホテル ケヤキゲート 東京府中が2021年に開業しました。府中駅改札階から屋根付きのペデストリアンデッキでつながったホテル ケヤキゲート 東京府中は、京王線「府中駅」北口より徒歩1分、甲州街道にも面しており地域住民のみなさまの目に留まりやすい場所に位置しています。府中のまちとの関わりやどのようなホテルを目指しているかについて、ホテル ケヤキゲート 東京府中の責任者・鈴木に聞きました。
目次
コロナ禍の開業。苦戦するなかで見出した活路
2021年7月に開業したホテル ケヤキゲート 東京府中の名前には、「歴史×自然×文化の交差点で、今日1日をホテルのゲートから良いスタートが切れますように。」という想いが込められています。そのホテルで責任者を務める鈴木は、開業準備から現在までホテル ケヤキゲート 東京府中の運営に携わっています。
鈴木──「開業準備室にいた当時、リネン室のレイアウト決めや貸出アメニティの選定などを担当していました。それまで在籍していた新浦安のホテル エミオン 東京ベイでは主に接客業務が中心だったため、府中での開業準備は毎日新たな発見ばかりでした。リネン室の棚の組み立てやベッドの搬入などの力仕事は大変でしたが、新しいホテルの立ち上げに携われたことは貴重な経験になりました」
開業当時は入社3年目だった鈴木は、ホテルのコンセプト作りや宿泊プランの打ち出し方、広告戦略などを検討する上長たちの後ろ姿から多くのことを学んだと語ります。当初は「なぜ府中にホテルを?」という疑問があったそうです。しかし、前述のレジャー施設等へのアクセスの良さや、大企業のオフィスや工場が多くあるという立地条件、さらに周辺を見渡しても目新しい宿泊施設がないことなどを知り、この地でスターツならではの顧客目線のサービスを提供することで、多くのお客様にご利用いただくことができるという確信に変わっていったそうです。ただ、開業はコロナ禍の最中だったこともあり、宿泊ニーズがほとんどなく、認知度も低かったため、予約がなかなか埋まらず苦戦したそうです。
鈴木──「コロナ禍の状況下でホテルをご利用いただくために、どうしたら良いのか…。開業準備室内で何度も意見交換をした後、地域の皆さまの声も伺うべく府中市に拠点を置くさまざまな企業に挨拶回りに行きました。また、近隣の方がお得に宿泊できる『府中市民向けプラン』を打ち出して、認知度向上を図りました」
さまざまな取り組みの結果、出張や研修でご利用いただいたビジネスパーソンや府中市民の間で口コミが広がり、ホテルの認知度が向上。現在では安定した稼働率を保ちつつ、毎年3~4月ごろには市内にある企業の新入社員研修の宿泊場所としてもご利用いただいています。
リピート率の高さには設備・接客・立地に秘訣が
稼働が上昇した要因の一つに、30%近くにものぼる高いリピート率があります。
ホテル ケヤキゲート 東京府中 ツインルーム内観(21㎡)
鈴木──「リピート率の高さの要因として、ひとつはホテル ケヤキゲート 東京府中ならではの機能性を備えた客室タイプにあると感じています。シングルルームは140cm幅のベッドを採用しており、ゆったりとお休みいただけます。ツインルームは2台のベッドをくっつけてご利用いただけるため、お子様連れのお客様にも好評です。さらに周辺のホテルには珍しいトリプルルームもご用意しており、レジャー利用のお客様や多くの荷物を抱えるインバウンドのお客様にも多くご利用いただいています。またバスルームはユニットバスではありますが、どの客室も足をしっかりと伸ばせる広いバスタブと、トイレ周りにも余裕のある空間を確保しています」
そして、宿泊サイトには、接客に関する高評価の口コミが寄せられています。鈴木は「開業時から接客の品質向上を心がけてきた努力の成果と感じています」と話します。
鈴木──「ありがたいことに多くの高評価をいただいております。ご予約の際にいただく情報を入念に確認するのはもちろん、ご来館時の服装や様子をよく見て、宿泊用途に応じた接客を心がけています。例えばお仕事後に来館されるビジネス利用のお客様に対しては、お疲れの方も多いかと思いますので、スピーディーなご案内を心がける一方、レジャー利用のお客様には府中のまちの魅力をご紹介するなど、お客様ひとりひとりに寄り添う接客をメンバー一同心がけています」
またレジャー利用のお客様だけでなく、新宿や調布への出張利用のお客様が多かったのもうれしい誤算だったそうです。
鈴木──「新宿や調布からいらっしゃるお客様が多いのは、まずはアクセスの良さが一因だと考えています。府中から新宿まで電車で約20分、調布までは約5分。府中駅からペデストリアンデッキで直結しているホテル ケヤキゲート 東京府中は、駅から雨にぬれずに移動できるメリットがあります。キャリーケースを引きながら、移動するのは大変ですからね」
スターツグループの3社連携で創り出す地域のにぎわい
ホテル ケヤキゲート 東京府中は、地域との共生を目指しています。もともとこの地には「府中グリーンプラザ」という公共施設があり、地元の人々にとって親しみのある場所でした。施設の老朽化に伴い開発を任されたスターツは、地域に開かれた場所であるべくホテルを主軸にした複合施設を提案しました。飲食店を含めた商業機能だけでなく、スターツアセットマネジメント株式会社がコワーキングスペース「LIGHT UP LOBBY」、スターツピタットハウス株式会社が運営する「ピタットハウス府中店」も併設しており、スターツグループ3社が連携し、毎年夏祭りやクリスマスイベントなど、地域のみなさんが参加できるイベントを開催しています。
夏祭りでは、スーパーボウルすくいやフランクフルトの販売などを行っており、また今年のクリスマスは、リース作りやクリスマス向けのポストカード作成などのワークショップを行う予定です。イベントは宿泊するお客様だけでなく、地域住民の方々も例年数多くご参加いただき、賑わいを見せています。
鈴木──「スタッフ一同、府中で過ごす皆さまの1日の良いスタートを切れるようにお手伝いしたいという想いを持っています。宿泊するお客様だけでなく、地域の皆さまにもよりよい生活をご提案できる場でありたいです」
コワーキングスペース「LIGHT UP LOBBY」には、リモートワークをする近隣住民の方々に数多くご利用いただいています。ペデストリアンデッキ沿いの窓には、季節やイベントに合わせてアーティストがペイントを施し、「通勤・通学などで通る住民のみなさまに、季節の移ろいを感じていただきたい」と鈴木は話します。
高まる宿泊ニーズに対応。お客様に質の高いサービスを追求
鈴木──「現在は都心部や東京西部へのレジャー・ビジネスの拠点として多くの方にご利用いただいていますが、より一層ご満足いただくために、お客様からのご要望にはできる限り応えるように努めています。たとえば、ドライヤーや美容家電などアメニティの充実もそのひとつです」
また、宿泊プランを拡充することで、より多くのご要望に応えられる施策も検討中だそうです。
鈴木──「平日限定でお得にご利用いただけるプランなど、積極的に打ち出していきたいですね。また、府中のまちをもっと楽しんでいただきたいという気持ちがあり、周辺の飲食店と連携したクーポン付きプランも検討中です」
鈴木は、ホテル ケヤキゲート 東京府中がある府中市の魅力を、「歴史と自然、都会らしさが融合するユニークさ」だと話します。
鈴木──「宿泊されるときは、府中のまちの歴史と自然をぜひ楽しんでいただきたいです。客室の窓から見える銀杏が美しいけやき並木通りでは、風景だけでなく通り沿いのさまざまなお店も楽しめますし、通りから2本ほど離れた裏路地の飲み屋街にも、魅力的なお店があるんです。また、けやき並木通りの奥には、由緒ある大國魂神社があり、神聖なカラスをモチーフにした『からすみくじ』からご利益を授かってみるのもおすすめです。そんな魅力あふれる府中のまちを楽しむときには、ホテル ケヤキゲート 東京府中にぜひ泊まりに来てください」
- 企業情報
- https://www.starts-hotel.co.jp/
- 営業時間
- 9:00~18:00(土・日・定休)