2025年7月30日
横浜の観光・まち歩きの拠点に
2024年オープンの注目ホテルのご紹介

国内有数の港町、横浜。その中でも歴史のある建物が立ち並ぶ関内エリアでは、駅前の再開発計画が進むなど、いま大きく生まれ変わろうとしています。2024年4月には多目的アリーナ、「横浜BUNTAI」が完成。2025年2月には首都圏での開催が初となった「日本カーリング選手権大会 横浜2025」が、さらに2025年8月には卓球のビッグイベント「WTTチャンピオンズ横浜2025」の開催を控えるなど、大きな盛り上がりを見せています。同時に、増加する観光客を受け入れるため、ホテルの開発も活発。スターツグループでは、2024年4月に横浜BUNTAIに直結する「ホテル コメント 横浜関内」をオープンしました。注目を集める横浜・関内の新しいホテルの魅力を、総支配人の篠塚剛と宿泊チーフの小川晃乃に聞きました。
目次
お一人様から家族連れまで、
あらゆるニーズに応える客室ラインナップ

駅前を中心に大規模な開発が続き、生まれ変わっている横浜市の関内地区。中でも、58年間「文体」の愛称で市民に親しまれてきた「横浜文化体育館」のリニューアルは大きなニュースでした。2024年4月、多目的アリーナ「横浜BUNTAI」として生まれ変わり、ライブ、演劇、スポーツなど多様なコンテンツの発信拠点として、全国・海外から観光客や来場者を呼び込んでいます。

ホテル コメント 横浜関内に隣接する横浜BUNTAI
「ホテル コメント 横浜関内」は、そんな「横浜BUNTAI」に直結するホテルとして、同時に産声をあげました。「コメント(COMMENT)」は、co(共に)、come(進む)、ent(エンターテイメント/ご縁)、to(あなたへ) を組み合わせた造語。スターツホテル開発が手掛ける「エミオン」、「ルミエール」などに続く新ブランドとして、新たな時代を見据えた挑戦がここにあります。
ホテルに入ると、そこは開放的な吹き抜けのロビー。観葉植物の緑と銅色の螺旋階段が織り成す空間は、リゾートを思わせる洗練された雰囲気。総客室数116の中に11タイプの客室を要しているのが、このホテルの特長です。
「限られた客室数のなかで、いかに多くのお客様のニーズに寄り添えるか。それが私たちの挑戦でした」と語るのは、同ホテルの宿泊チーフ・小川晃乃。

小川───「横浜はビジネスとレジャー両方の需要が高く、お一人様からご家族連れまで実に多様です。スターツには既に実績のあるホテルブランドがありますが、レジャー向けの『エミオン』とビジネス向けの『ルミエール』、そのどちらでもない新しいホテルを表現する必要がありました」
その答えのひとつが、全体の約40%を占めるバンク(2段)ベッドの導入です。開放感のある高い天井の空間を巧みに利用することで、定員1名〜4名までご宿泊いただけるバリエーション豊かな客室を実現しています。

ワイドフォースルーム(写真左)メゾネットルーム(写真右)
小川───「横浜は歴史のあるホテルが多いのですが、一方で家族4名で泊まれる客室が少ないので、ワイドフォースルームやメゾネットタイプの4名向けの客室をご利用いただいたお客様から、『こんなホテルがあって良かった』というお声をいただくたび、この客室構成は間違いではなかったと嬉しくなります」
レジャー、ビジネス利用ともに特に女性からの好評を集める「ホテル コメント 横浜関内」。テーブルや椅子といった調度品に至るまで、柔らかな曲線をモチーフにしたデザインや色合いもその理由。従来のホテルとは一線を画すスタイリッシュな雰囲気を生み出しています。

大浴場とサウナが1日の疲れた体を癒す
小川───「出張でいらっしゃる女性のお客様は一度ご利用いただくと、リピートしてくださる方が多いですね。サウナ付きの大浴場、サラダの種類が充実した朝食ブッフェ、カードキーで制御されたエレベーターをはじめとした高いセキュリティなど女性1人でも安心してお過ごしいただける環境をご用意しています」

サラダの種類が豊富な朝食ブッフェ
それぞれのシーンで輝く気軽なレストランを併設
ホテルを訪れるゲストだけでなく、地域社会にも喜ばれるサービスを提供したい——「ホテル コメント 横浜関内」が目指す理想の姿をそのように表現するのは総支配人の篠塚剛。

篠塚───「関内の新たな拠点として賑わいを創出し、これからの関内を象徴するような存在のホテルになっていきたいです」

そんな想いを表現したのが、螺旋階段を登った先にあるレストラン「ent eat(エント イート)」です。宿泊客だけでなく、この街に暮らす人々、そして観光やイベントに訪れる人々が、気軽に「食」と「語らい」を楽しむ場所になることを目指しています。
篠塚───「気軽に食事ができて、気軽にお酒を楽しめる、カジュアルな雰囲気のレストランです。朝食は、神奈川県の三浦野菜などのサラダバーを中心にした和洋食のブッフェが特徴です。主に宿泊されるゲストの方がご利用されますが、ランチタイム、ディナータイムは近隣の方々にもご利用いただいています。いつでも気軽に楽しめるレストランとなっており、ランチタイムは奥様方の集まりにもよくご利用いただいています。また、お酒も豊富にご用意しており、サクッとお楽しみいただけるようハッピーアワーも実施しています」

また、「ent eat(エント イート)」が一番活気付くのは、「横浜BUNTAI」でイベントが行われる時だそうです。
篠塚───「ライブやイベントの前後にお過ごしいただいたり、イベントに関連する会食の場としてもご利用いただいています。横浜BUNTAIと直結しているので、気軽に立ち寄っていただくことが多いです。会場の熱気そのままに、高揚感を共有できる場になっています」
「横浜BUNTAI」と密に連携。
イベントの成功を陰からサポート
「ホテル コメント 横浜関内」と「横浜BUNTAI」は、ただ隣接しているだけではありません。3階で直結するその構造は、まるで運命共同体。イベントの成功をともに支える特別な関係性を築いています。
2025年2月、横浜BUNTAIで行われたのは、「日本カーリング選手権大会 横浜2025」。「ホテル コメント 横浜関内」はその舞台裏で、選手たちの宿泊拠点として機能しました。

小川───「当ホテルには大会関係者の方にもご宿泊いただきました。さまざまな場所で大会本番に向けてミーティングを行う光景が記憶に残っています。横浜BUNTAIと直結するホテルとして、施設の計画段階から密接な連携を図れるよう設計されており、VIPゲスト向けのケータリングなどもご用意させていただきました。ホテルと横浜BUNTAIが密接に繋がっていることで、私たちも大会の一部として、その盛り上がりを肌で感じることができました」
このように、横浜BUNTAIでイベントが開催される際には、立地が大きな価値を生んでいます。大会関係者や会場を作る演出スタッフなどが宿泊していると、普段とは違う光景に、ホテルスタッフ側も自然と力が入るようです。
単なる宿泊施設に留まらず、横浜のスポーツ・エンターテイメントを影で支える「舞台裏のプロフェッショナル」として、その存在感を高めています。
新しい横浜を象徴するホテルとして、
地域活性化を牽引
開業から1年。この短い期間で、「ホテル コメント 横浜関内」は関内の街に深く根を下ろし、その息吹を感じながら、地域とともに歩むホテルへと成長を遂げています。開業当初からこのホテルに関わる宿泊チーフの小川は、この街そのものが持つ奥深さや未来への可能性について語ってくれました。

小川───「中華街や野毛など、歴史あるスポットが混在し、一方で新しい開発もどんどん進んでいく。いい意味でディープさが残る多様な顔を持つ街だと思います。市内を巡るバス『あかいくつ』に乗れば、赤レンガ倉庫やみなとみらいまで横浜の魅力を一日で満喫できる、そんなコンパクトさもこの街の魅力です。そこに輪を掛けて、再開発プロジェクトが進行しているので、どんな姿になっていくのか、いまからとても楽しみです。」
2025年には、スターツもコンソーシアムの一員として関わっている関内駅前の再開発(関内駅前地区第一種市街地再開発事業)が着工、2029年の開業に向け、複数ビルの建設が始まる予定です。商業だけでなく、高速バスや観光バスが乗り入れる交通広場、市民と外部の方の交流活動拠点となるグローバルキャンパスなど、様々な機能を持つ拠点として開発されており、完成すれば国内外から人々を呼び込むさらに魅力的なスポットとなるはずです。
篠塚───「この再開発によって、街の変化がさらに加速していきます。先駆けて開業した私たちホテル コメント 横浜関内は横浜BUNTAIと並び、その変化の最前線に立っていると言っても過言ではありません。新しい横浜の姿を牽引し、街の活性化を促す施設になれるよう、これからも地域の声に耳を傾け、街とともに歩むホテルであり続けたいと思っています」
>>ホテル コメント 横浜関内のホームページはこちら
https://www.hotelcomento-yokohamakannai.jp/
>>レストラン「ent eat(エント イート)」のご予約はOZmallから
https://www.ozmall.co.jp/restaurant/9662/
- 営業時間
- 9:00~18:00(土・日・定休)
- URL
- https://www.starts-hotel.co.jp/
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