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【日本・東京】旅館業におすすめのエリア



■投資家向け/旅館業事業について


外国人投資家に人気な、東京都心5区の賃貸収益不動産の表面利回りは、おおよそ3.5%前後程度です。自国での預け入れ金利が4~5%程受け取れるような環境の方々にとって、日本不動産投資は、世界的な安全資産の一つとしての人気はあるものの、利回りにおいては魅力に欠ける印象です。

そこで、現在、海外の投資家の方々が注目しているのは旅館業(簡易宿所)向け物件です。日本滞在時にはセカンドハウスとして自身で利用し不在時には宿泊顧客へ運用できる点、一般的な収益物件に比べて高利回りを期待できる点で多くお問い合わせをいただいています。旅館業営業可能な物件を選定するためには、物件の用途地域や4m以上の公道に4m以上面しているかなどの要件を確認する必要がありますが、年間営業可能日数180日の住宅宿泊事業(いわゆる民泊)に比べ旅館業は年間365日営業可能なため、より高収益を期待できる点でおすすめです。

旅館業営業の難易度は各自治体で規定が異なり様々ですが、東京都内において旅館業営業許可が比較的取りやすく、高稼働が期待できる3区を抜粋して下記紹介します。


※表面利回り:年間収入÷売買価格


【新宿区】アクセスが良く、春に桜が楽しめる新宿御苑やきらめくネオンが人気な歌舞伎町などのランドマークが多い新宿はインバウンド・出張者の需要が見込めるため旅館業におすすめなエリアです。一方、大学エリアなどに多い文教地区に該当する地域では旅館業運営が禁じられているので注意が必要です。

 

【渋谷区】新宿区と同様アクセスの良さ、ショッピングが楽しめる施設の多さやハチ公やスクランブル交差点等のランドマークがあるがゆえにインバウンドに人気なエリアのためおすすめです。不動産価格がやや高めな分利回りは低めとなりますが、新宿区とともに高稼働が期待できるエリアです。 

 

【墨田区】成田・羽田空港へのアクセスの良さ、東京スカイツリーや浅草寺等の観光地にも近く、インバウンド需要が高いエリアです。用途地域や道路幅員など旅館業の要件をクリアする物件を見つけやすい地域です。


これらの地域内で、過去に外国人投資家の方や日本人投資家の方に物件購入を頂いた取引実績が御座います。 一般的に1日単価で貸し出すことにより月間の賃料収入は通常賃貸物件に比べて高くなるため、ご紹介した物件は表面利回りが10%を超えていることが多く、運営管理手数料等を差し引いた実質利回りが6%~8%程になることから海外の方には日本の賃貸投資物件の中でも民泊需要に対応した物件探しを依頼されるケースも多く見受けられるようになりました。

※実質利回り:保有と運営に関わる諸経費関係を差し引いた年間収入÷売買価格




海外の投資家の方々に限らず、日本人の投資家の方々にも旅館業・民泊業向けの物件のご相談・ご紹介希望も承っております。


弊社のお客様の中には、販売物件が出るのを待っている方も御座いますので「売却希望」の方もご相談を頂けると嬉しいです。

 

また旅館業を運営会社へ委託希望される場合はご紹介も可能です。

「民泊・旅館業」物件にご興味のある方は是非お気軽にお問い合わせください。