プレスリリース

※社名・役職などは掲載当時のものです。

2023年10月30日

< スターツアセットマネジメント株式会社 >
不動産業界初※1となる退去修繕・リフォームに特化した
クラウドBIMサービス「Re:BIM®(リービム)」をリリース

 スターツアセットマネジメント株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:平出和也)は、不動産業界初※1となる賃貸住宅の退去修繕およびリフォーム業務を飛躍的に効率化するクラウド型BIM※2サービス「Re:BIM®」(読み方:リービム)をリリースしました。本事業は国土交通省公募の、令和4年度住宅生産技術イノベーション促進事業の選定事業※3です。

 Re:BIMは、iPad PRO用(LiDAR搭載の第3世代以降)の独自開発LiDAR※4アプリを使用して、既存建物の室内をスキャンし、その結果をクラウド上で簡易BIMモデル※5として自動生成します。さらに、この簡易BIMモデルを活用することで、賃貸住宅の退去修繕・リフォーム業務に必要な仕様情報をBIMモデル内の部材に付与することが可能。また、一連の作業は全てクラウド上で完結することが可能です。



 Re:BIMを用いることで、建物の修繕業務における現場調査や既存図の作成、見積書作成の効率化を促します。また、一度でも簡易BIMモデルを作成すれば、そのBIMモデルをクラウド上で複成・流用して何度でも簡便に正確な仕上げ面積・部材数量で修繕計画を立てることが可能です。

 退去修繕業務を想定した実証実験を元に分析した効率性の結果として、従来は複数人が関わり1週間程度かかっていた退去修繕・リフォーム業務の現場調査~既存図作成~見積もり作成に係る時間(1時間強)が、Re:BIMの使用によって30分程度に短縮できることが確認されました。これにより、退去修繕とリフォームに関連する一連の業務時間は、従来よりも約63%削減されることが期待できます。
 また、Re:BIMは不動産管理における現場ユーザーができる限り感覚的に操作できるように設計されており、簡易BIMモデルの入力や活用を補助するさまざまな機能が実装されています。
(詳細は下記QRコードまたはURL:https://rebim.jp/lpをご覧ください。)

 今後は スターツグループ内での活用に留まらず、不動産管理会社、REIT運用会社、不動産オーナー企業などへの販売を視野に入れており、マンション管理業務の効率化や、不動産に関わるさまざまな課題解決に取り組んでいく予定です。Re:BIMは、スターツグループが取り組むBIM-FM Platform※6の新サービスとして、今後もお客様のニーズに応えるための継続的なアップデートを行ってまいります。

※1 当社調べ。LiDAR測量を活用し生成したBIMモデルを用いて、クラウド上で現場調査~図面作成~見積り~維持管理までが一気通貫で出来るという点において、同じカテゴリの他社製品機能を調査した結果。(調査年月:2023年9月)
※2 3次元の形状情報に加え、材料・部材の仕様・性能、仕上げなど、建築物の属性情報を併せ持つ3D建物情報モデルを構築するもの。
※3 住宅生産技術イノベーション促進事業に関しては、国土交通省「設計・施工・維持管理イノベーションサイト」をご参照ください。(https://productivity-innovation.mlit.go.jp/
※4 光(レーザー)を使って物体の距離や形を測定する技術。
※5 リフォームや退去修繕に必要な情報に特化した簡易的なBIMモデル。
※6 BIM-FM Platformの詳細はスターツCAM㈱特設サイトをご参照ください。(https://bim-fm.starts.co.jp/



<本リリースに関するお問い合わせ>
スターツコーポレーション株式会社
広報 : 小宮・栁川
E-mail:group-pr@starts.co.jp
TEL:03-6202-0380(直)
FAX:03-6202-0333
<Re:BIMに関するお問い合わせ先>
スターツアセットマネジメント株式会社 / 株式会社スターツ総合研究所
担当 : 清水
URL:https://rebim.jp/lp(お問い合わせフォームよりご連絡ください)


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