プレスリリース

※社名・役職などは掲載当時のものです。

2024年04月18日

<スターツCAM株式会社>
建設業界で国内初 PAS 2060に基づいたカーボンニュートラルの検証意見書を取得

 スターツCAM株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:直井秀幸、以下 スターツCAM)は、BSIグループジャパン株式会社(所在地:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原将樹、以下BSIジャパン)より、当社の規格型プロジェクト3件について、 PAS 2060:2014(※1)に基づき、カーボンニュートラルの達成(工事期間:2023年6月5日から2023年12月22日まで)の検証を受けました。

■PAS2060とは
 PAS2060とは企業などの団体が行う、温室効果ガス排出量(以下GHG排出量)を管理、あるいは削減するための取り組みや、カーボンニュートラルの声明を保証する規格です。PAS2060の検証を受けたことで、第三者であるBSIグループジャパンによるカーボンニュートラルの実証により、取り組みや声明に正確性かつ透明性を備えた環境面における信頼性を高めることができます。
(参考:https://www.bsigroup.com/ja-JP/PAS2060/

■認証取得の目的について
 近年、気候変動の影響が世界各地で深刻化しています。日本全体のGHG排出量においてサプライチェーンまで加味した際、建設業の割り合いが大きく、早急に取り組みを進めることが業界の課題です。今回、代表的な規格型プロジェクトについてPAS2060の検証を受けたことで、当社のGHG排出量の算定、削減計画が国際的な基準に適合していることを示すことができ、当社のカーボンニュートラルの取り組みにおける信頼性と透明性が確保できます。



■今後の課題・取組み
 今回、工法・材料が一定程度共通化された当社の代表的な規格型プロジェクトについてGHG排出量の算定・管理の検証を受けたことで、規模の異なる同じ規格の物件についても同様の算定手法を適用することが可能です。それにより継続して取り組みにおける信頼性と透明性が確保できます。今後も継続して検証を受けた企画型プロジェクトによりGHG排出量の削減に取り組みながら、GHG排出量の算定において必要な経済活動の量の収集をいかに効率化するかといった課題に対応しつつ、知見と経験を蓄積し、脱炭素化に貢献していきます。

※1 PAS 2060が2014年4月に改訂され、現在PAS 2060:2014が発行されています。



<本リリースに関するお問い合わせ>
スターツCAM株式会社
建設統轄本部 設計部 環境計画部:村蕃、北田
TEL:TEL:03-3510-2133(直) URL:https://www.starts-cam.co.jp/

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