プレスリリース

※社名・役職などは掲載当時のものです。

2024年02月06日

<スターツCAM株式会社>
アジア初 PAS 2080に基づいた
カーボンマネジメントの取り組みの認証取得

 スターツCAM株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:直井秀幸、以下 スターツCAM)は、BSIグループジャパン株式会社(所在地:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原将樹、以下BSIジャパン)より、PAS 2080:2023(※1)に基づいたカーボンマネジメントの取り組みの認証を、設計施工業者としてアジアで初めて取得しました。

■PAS2080とは
 PAS 2080は、建設およびインフラプロジェクトにおける温室効果ガス(以下、GHG)の排出を管理・削減し、気候変動への影響を最小限に抑えるための指針を提供する公開仕様書です。PAS 2080は建築物のライフサイクル全体で発生するGHG排出量の削減に向けて、バリューチェーン上のさまざまな主体が連携し、GHG削減に向けたリーダーシップを発揮することを求めています。
(参考:https://www.bsigroup.com/ja-JP/our-services/Product-certification/product-certification-schemes/pas-2080-carbon-management-in-infrastructure-verification/

■認証取得の目的について
 近年、気候変動の影響が世界各地で深刻化しています。GHG排出量はサプライチェーンを考慮すると建設業が日本全体の排出量の多くを占めるため、早急に取り組みを加速することが重要です。具体的にGHG排出量の把握、削減目標の設定、削減に向けた取り組みを行う上で、建設業界に特化した国際的な基準に基づくマネジメントシステムを構築することで、ステークホルダーに対する透明性を確保するとともに、当社社員への浸透も図ることを企図しています。



■今後の取り組み
 スターツCAMが主導してプロジェクト毎のGHG排出量の目標設定を促し、ステークホルダーと協力して脱炭素ソリューションの提供・創出のための議論等を行い、脱炭素の実現に向け行動していくことが求められます。今後も規格に沿って、排出量データの収集・報告を含むカーボンマネジメントシステムを着実に運用していくとともに、知見と経験を蓄積しながら脱炭素化に貢献していきます。

※1 PAS 2080が2023年4月に改訂され、現在PAS 2080:2023が発行されました。



<本リリースに関するお問い合わせ>
スターツCAM株式会社
建設統轄本部 設計部 環境計画部 : 村蕃、北田
TEL:TEL:03-3510-2133(直) URL:https://www.starts-cam.co.jp/

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