2年ぶりに「スターツシニアゴルフトーナメント」を開催させていただくこととなりました。業態や施設によっては長期の自粛を余儀なくされ、また、プロゴルフツアーにおいても無観客大会が多い中で、本大会は地元笠間市のご理解・ご協力のもと、関係者の皆様のご尽力により入念な対策を講じ、入場数の制限がありながらもギャラリーとともに楽しめる本来の姿とすることができました。心から感謝申し上げます。
第20回の節目となった前回2019年大会は、永久シードプレーヤーでありPGA会長でもある倉本昌弘プロが、3連覇を目前にしたプラヤド・マークセンプロを最終日で逆転しての優勝と大いに盛り上がりました。今大会はおなじみの往年のスタープレーヤーに加えレギュラーツアーでも活躍中の谷口徹プロや藤田寛之プロ(初出場)も参戦し、白熱した戦いが期待されます。併せてシニアならではの熟練の技、円熟味のある選手たちの機知に溢れたやりとりも味わっていただきたいと存じます。
おかげさまでスターツグループの事業は、地域に根差した不動産活用と資産管理のトータルサービスを軸に、総合生活文化企業として、ホテルや出版、金融など様々なサービス・商品をワンストップでご提供しております。長年、景気に左右されない安定収益基盤づくりに努めてまいりました結果、このコロナ禍におきましても2021年3月期の純利益は155億99百万円(前期比3.6%増加)となり、過去最高益を計上することができました。
また、事業とは別に市民マラソンやゴルフ、卓球などのオフィシャルスポンサーを通じ、長きにわたってスポーツを応援してまいりました。特に当社所属で現在女子卓球世界ランキング2位の伊藤美誠選手は、今夏、2016年を上回る活躍が期待されます。ゴルフにおいても西村優菜プロの今年5月の国内メジャー・サロンパスカップ優勝は記憶に新しいところです。一方、文化の面では多くの皆様に愛されている『相田みつを美術館』がグループの仲間入りをしました。新日本フィルハーモニー交響楽団や自治体文化イベントへの協賛も継続し、スポーツも文化もともに楽しむことができる平和な世の中を願って支援を続けていきたいと考えております。
これからも皆様とのご縁を大切に、「人が、心が、すべて。」という変わらぬ理念のもと、ヒューマニズムに富んだ企業として地域・社会とともに一歩一歩、着実に歩んでまいります。
結びに、本日ご来場の皆様に重ねて感謝申し上げるとともに、今後もシニアツアーをはじめ、夢の実現に向けて一所懸命汗する人たちへの変わらぬご声援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
- 大会会長
- 村石 久二
- スターツコーポレーション株式会社