CONVERSATION同期対談

MEMBER

西野 彩花
Ayaka Nishino

スターツデベロップ
メント
株式会社

齊田 耀祐
Yosuke Saida

ピタットハウス
ネットワーク株式会社

小川 翔子
Shoko Ogawa

スターツピタットハウス
株式会社

三島 拓耶
Takuya Mishima

スターツCAM株式会社

それぞれの仕事、
その特徴とやりがい

司 会
本日は入社5年目を迎えた皆さんにお集まりいただきました。それでは、まず皆さんの業種、仕事内容を教えて下さい。
三 島
では私から。私はスターツCAMという会社で、土地有効活用の営業をしています。
司 会
なんだか難しそうに聞こえますね。
三 島
確かにシンプルな仕事ではありません。お客様の資産活用に関して、建設を中心にご提案しています。また、築年数の経過したアパートやマンションをご所有のお客様に対する建て替えに加え、空地への建築もご提案しています。そういった内容ですので、スターツCAMを業種で言うなら建設業ということになりますね。建設以外にも所得税にお悩みがあるお客様へ、不動産管理法人設立のご提案をしたり、募集や管理のご提案もグループ会社と共にご提案することもあります。スターツピタットハウスの社員と一緒にお客様を訪問させてもらうこともよくあるよね?
小 川
同じエリアに勤めていると確かによくあるね。新築の物件をCAMで建設する時に、図面や賃料について一緒に打ち合わせをしたりもするしね。
司 会
なるほど、ピタットハウスの社員は建設業の社員と深く関わる機会があるわけですね?
小 川
そうですね。私たちピタットハウスの社員は、普段から担当の地域へ不動産を探しに来る方とお会いしています。だからこそ、最新の物件ニーズや不動産市場の動向が分かるんです。現在、私は不動産仲介業を行っていますが、その中でも、お部屋や駐車場を借りたいという借主様と、貸したいというオーナー様の間に立って、双方の架け橋となる賃貸業務を担当しています。具体的には、お部屋探しをされている借主様に対しては、物件のご紹介、ご案内、ご契約、鍵渡しまでが一連の業務となります。どのような背景でお部屋を探されているのか、街、賃料、駅からの距離など、何を一番に重要視されているのかを、しっかりと理解した上で、物件をご紹介できるかが営業担当として問われます。一方で、貸主様に対する業務としては、担当している物件の募集活動が主です。オーナー様にとっていかにご満足いただける形で募集ができるかが重要です。築年数が浅く、駅からも近い、いわゆる“いい物件”ばかりでは決してありません。魅力的な物件へと「商品化」するために様々な工夫が必要になってきますが、部屋を借りる方のその先の人生を想像しながら、「人」「物件」「街」に寄り添ってご提案を進め、お申込みをいただけた時はやりがいを感じられる瞬間でもあります。
西 野
衣食住の中でも「住宅」は、人生やライフスタイルを形づくる重要なものだもんね。私の仕事も人の人生に関わっているなと実感することがよくあります。
司 会
西野さんの仕事も不動産の仲介ですか?
西 野
私の仕事は、デベロッパー業ですね。スターツデベロップメントは、「土地の仕入れ」→「商品開発(設計)」→「営業(販売)」→「サポート」まで、製販一体で行っている会社です。
その中で私は販売を担当し、スターツCAMやスターツホームで設計し、施工した新築マンションや新築一戸建てをお客様に販売しています。一生に一度の大きな買い物に対して、スターツの物件の魅力を最大限に引き出すことで、ご案内した物件を気に入っていただくことが大切なのですが、資金計画の提案や建築知識など、勉強することが多い仕事かもしれません。ですが、お客様の人生のターニングポイントに立ち会える嬉しさは、やりがいにつながります。
三 島
CAMのお客様として出会ったオーナー様も、スターツデベロップメントが開発したマンションは褒めてくれていたし、今度住み替えの検討をしてくださるみたいだよ。
西 野
営業してくれてありがとう!今度詳しく話聞かせてね。
司 会
皆さんそれぞれの仕事がつながっているんですね。
齊 田
私のお客様は、一般法人様の中でも、街の不動産会社様です。
司 会
え、競合先ではないですか?
齊 田
競合先とも言えますが、街の不動産会社様には様々なお悩みがあります。ピタットハウスのフランチャイズ加盟店になってもらうことで様々なお悩みを解決していくことが、私たちピタットハウスネットワークの使命です。具体的業務としては、ピタットハウスの新規店舗開拓、不動産実務研修の講師、加盟店のスーパーバイザーを担当しております。街の不動産が抱える集客減、空室増、オーナー離れ、人財採用、人財育成、事業承継などのお悩みに対して、「ピタットハウスフランチャイズシステム」を活用し不安の解消、解決提案を行っています。
小 川
ピタットハウスでは、フランチャイズ加盟店の社員も含めて「接客コンテスト」という一つのイベントをやっているよね。直営店とフランチャイズ加盟店の壁がないというか…齊田くんがスーパーバイザーやってるおかげかな。
司 会
皆さんは別の業種で仕事をする同期でありながら、仕事のパートナーでもあるわけですね。
小 川
単一事業の会社ではないからこそ、同期との関わり方も独特かもしれませんね。おもしろい対談になりそうです。

人を大切にする文化や幅広い
フィールドに惹かれて

司 会
数ある企業の中からスターツに決めた理由を教えて下さい。
小 川
どのような形であれ、BtoBの仕事をしたいと思っていました。だから不動産業界だけには絞らずに、商社やOA機器など幅広い業界研究をしていて。興味の幅が広かった分、絞るのが難しかったんです。そんなときに合同企業説明会で出会ったのがスターツでした。ひとつの会社でひとつの仕事を選ばなくてはならないと考えていたのですが、スターツはグループ会社の中に複数の業界があって、仕事の一つひとつがグループシナジーでつながり合っていることを知り、とても印象的だったのを覚えています。ここでなら、いろいろな仕事に挑戦できる環境と機会があるとワクワクしましたね。
三 島
スターツはインターンや選考でたくさんの先輩社員に会えるから、「社風」みたいなところが見えやすいよね。不動産ってやっぱり厳しい世界っていうイメージが強くて正直怖かったんだよな。
齊 田
でもピタットハウスだと、そういう不動産業界のイメージを変えるために「明るくてクリーンな総合不動産窓口」をコンセプトに店舗をつくってるよね。女性を中心に店舗運営をしているのも、お客様に安心して不動産探しをしてほしいから。そういう考え方の会社だから安心して入社を決めた気がするな。
小 川
なんかピタットの宣伝してない?今は仕事しなくていいから。笑
西 野
私も不動産がやりたくて就活をしていて。人と話すことが好きで、販売のアルバイトをやっていたけど、短い接客ではなくて、もっとお客様の人生に携わるような接客をしたいと思って不動産業界を選んで、いろんな不動産会社受けてみて思った。不動産会社=お金なのかなって。何歳で年収いくらとか1年目のボーナスいくらとか…。それも嬉しいけど、私が思う仕事のやりがいってそうじゃないなと思って。歩合給制度が多い不動産業界の中で、お金ではなく「人」の成長を重視するスターツの理念が珍しくて、それが私のやりたいことに一致して、決めたかな。
小 川
そんなこと考えてたんだ。私は、とにかく色々できそうだから選んだかな。チャレンジフィールドが広いことが決め手だった。
私の就活時の軸が、「仕事を通じて日々成長できること」だったから、他社の不動産会社だと仲介専門や物件管理だけとか、携われる業務内容って絞られるのが普通だけど、スターツは仲介、管理、建設など幅広く展開していて、会社説明を聞いていてワクワクしたし、私の軸に合ってる!と感じたね。
司 会
そうして、様々な事業に関わる同期にこうして出会えているわけですね。
三 島
確かに同期と話すと、就活体験記はまるでばらばらですね。それぞれ違う事業を志向していたの人たちが一堂に採用されているわけですからね。

どんな職場でも、
学びながら成長できる

司 会
就職活動の末に採用され、現在の事業に配属となったわけですが、「配属前のイメージ」と「配属後の様子」を教えて下さい。
西 野
配属前は、「デベロップメント=開発」というスケールが大きい仕事のイメージだったので、新人の私に何ができるかとても不安でした。また、年次が高い方が多く、私自身が浮いてしまうのではないか、という心配もありました。でも配属されてみると、研修のカリキュラムも細かく、一人ひとりに対してのサポートが厚いと感じました。また、いつも声をかけてくださる方が多く、年次関係なく会話しやすい風土だな、と感じています。
小 川
私は学時代住んでいた街にピタットハウスがあったので、配属される前からイメージは明確でした。どんな地域の店舗に配属されるのか楽しみにしていましたが、私が配属されたのは本社にある本店営業部でした。この営業部では地域のお客様というよりはスターツのグループ会社から紹介いただいたお客様を担当したり、暮らすエリアが決まっていないお客様に対して、広範囲のエリアで物件をお探ししていきます。配属当初は本社勤務という敷居の高さを感じましたがベテランの先輩たちがたくさんいる分、わからないことをすぐに相談しやすい環境でした。目まぐるしい毎日の中で確かな実力をつけられていることを実感しているよ。
石 川
どんな仕事をするのかっていうイメージも重要だけど、場所も重要だよね。
齊 田
私はそもそもピタットハウスの新規店舗開拓のような仕事は、不動産現場経験が豊富な社員が主に行っているイメージが強かったので、配属が決まった時は嬉しさの反面、プレッシャーも感じましたね。実際に働き始めると、若手営業マンが加盟店へ研修講師を担当していたり、スーパーバイザーを担当している姿をみて、若手が活躍・成長できる環境があると感じました。少数精鋭だからこそ任される仕事も多く、新しいことへ積極的にチャレンジさせてもらっています。その他にも全国のピタットハウス本部として営業支援システムの運営やピタットハウスのCM企画、販売促進ツールの企画販売など様々な分野で活躍をしているメンバーがいるので刺激を受ける機会が多いです。
三 島
私も難しそうだな思っていました。CAMは訪問営業の仕事なので、厳しそうで、話を聞いてくださるお客様とどのように出会うのかイメージが全くつかなかったのを覚えています。実際に配属されてみると、日々お客様にとって必要な情報を提供することができれば、自分を必要としてくれて、寛大に受け入れてくださる。天気にも左右されるし、体力も必要な仕事であるけど、それ以上に自分が今まで出会ったことがなかった資産家のお客様との会話が大きなやりがいとなっています。この前、お客様に自分の子どもが生まれたことを報告に行ったら、心から喜んでくださり、後日妻と子どもを連れて訪問もしたんだ。自分の孫のように可愛がってくださるお客様の顔を見て、ビジネスだけではない人との縁やつながりをつくれる仕事だと再認識したよ。
小 川
自分を好きでいてくれるお客様ができることはもちろん嬉しいけど、自分が好きで働いている会社を、好きでいてくれているお客様が多いなって思うよ。働いてはじめて分かったことだけどね。
西 野
配属前とその後でギャップはもちろんあるけど、そのギャップは楽しみにしていいものだと私は思うな。

ビジネスだけではない、
お客様とのつながり

司 会
これまでの仕事の中で、最も印象的なエピソードがあれば教えて下さい。
西 野
私は、最近契約したお客様から、「物件を決めた理由は、あなたが担当してくれたから」というお言葉をいただいたことがとても嬉しく、印象に残っています。当初ご契約をいただくことは難しいかなと思ってはいたのですが、諦めずご提案を重ねたところ、誠意が伝わったのか、お客様も心を開いてくれて、最終的にはとても感謝されたことが嬉しかったです。他の歩合制の不動産会社とは違って、安定した給与体系のスターツは、お客様に寄り添うご提案ができるので、私自身楽しく仕事ができており、それがお客様に伝わったのかなと感じています。
三 島
お客様からいただく言葉って印象に残るよね。私も、「仮に異動してもこの先もずっと三島さんに担当してほしい」というお言葉をいただいたことがあります。20年以上スターツとのお付き合いがあるお客様でしたが、自分が担当になってから、二代目と呼ばれる息子様とのお取引になり、代が変わってもご信頼いただき、相続対策で約1億5千万円の建築のご契約をいただきました。このお客様と出会ったきっかけは、自分が住んでいるスターツの社宅のオーナー様だったことなんだけど。CAMの営業マンは人事異動でエリアが変わってしまうこともあるんだけど、「生涯担当」として一人のお客様のサポートの中心になることもできる。人の縁って不思議だよね。
齊 田
私は、やはり初契約が印象に残っています。ピタットハウス新規出店の案件でした。比較的出店件数が少なく、参入障壁が高いエリアへ集中訪問、電話営業を徹底し、フランチャイズへの抵抗やエリア内のしがらみを解消していくことで、無事にご加盟いただけることに。担当が外れた今も経営者をはじめ、従業員の方からご連絡いただく機会が多くビジネスパートナーとして頼っていただけることが、こんなにやりがいのあることだとは思っていませんでした。
小 川
私が最近担当したお客様も、苦労したからこそすごく印象的でした。スターツの海外事業部から紹介のお客様で、シンガポールに赴任中のお客様。帰国が翌月に決まっていて、帰国後暮らすための物件を探すお手伝いをしました。シンガポールとメールや国際電話でやりとりをして物件の条件をヒアリングして…日本で物件を紹介するのと違い連絡もつきにくくて、気持ちがなかなかひとつにならなくて。そんな中で、WEB物件案内をして物件を決めてもらったんだ。
三 島
WEB物件案内ってなに?
小 川
お客様がシンガポールにいて、直接物件を確認できない事に不安をもたれていたのでスマートフォンでテレビ電話をつないで、私がご希望の物件の中を撮影しながらご説明をしたの。部屋の中の必要な計測もテレビ電話をつないだまま行ったりして…。お客様と離れていてもできることはあるんだなと実感しました。物件が決まった後、お客様から「小川さんの迅速な対応が無かったら気に入った物件に住むことができなかった。」とお手紙をいただいたり…最後までお客様と向き合ってよかったなと思いました。
三 島
ビジネスとしてだけでなく、お客様との縁や心を大切に考える会社だからこそ思い悩むことも多いよね。その経験があるから次に出会うお客様を更に大切に思うことができるんだよね。

総合生活文化企業だから
できること

司 会
では、そんなスターツを担う皆さんが感じる、スターツの強みは、ずばりなんでしょうか?
三 島
強みは先ほどから何度も話題に上がっていますが、なんと言っても「グループ力」だと感じます。一言に不動産に関わるお困りごとと言っても様々ある中、売買、賃貸、管理、建設それもBtoCからBtoBまで多方面からお客様へ提案できるノウハウを持っているし、自社完結できるのは、スターツならではの強みだと感じます。地域単位で考えても、「地域密着」というビジネスモデルの会社なので、様々な事業を担う営業担当が1エリアに集結していて、どんなご用命も引き受けることができ、グループの中でサポートし続けられます。これは他社にはできないことだと思います。私は建設の営業マンですが、保険のご相談があれば、すぐに保険の担当者とそのお客様を訪問したり。
小 川
社員として働く目線で見ても、様々な事業に挑戦できるよね。不動産営業を経験した後、金融営業に異動したり。転職じゃなくてスターツグループの中でキャリアアップしていける仕組みを持っていることは、人ひとりの成長の幅が広がると思います。また、若いメンバー多いため、メンバー間の仲も良くフレッシュな環境で働ける雰囲気を持っているのも特徴ですね。
西 野
少し視点は違いますが、スターツの強みは「人を中心とした考え方」だと思っています。やはり、企業理念が「人」中心の考え方だと、同じような考え方を持った人が集まります。明るく、思いやりを持った人が多く、「人」が好きな人が集まる会社なので、働きやすさはもちろん、お客様からも良いご印象をいただくことが多いと思っています。
齊 田
私のお客様からよくお声をいただくのは、スターツはストック型収益積層ビジネスが軸にあるからこそ、新規事業へ積極的に投資が可能になるということです。そんな増え続けるコンテンツを一人のお客様へ紹介ご提案ができること、それがすべてスターツで完結できることでお客様の信頼と安心を獲得できることが強みだと思います。
司 会
では逆に弱みは?
三 島
様々な事業をやっているけど、それが知られていない、知名度の低いところかと思います。建設でいえば、一戸建てから超高層まで建てられる会社だけど、「スターツが戸建の提案ができるなんて知らなかった」と言われてしまったり。また、建設と不動産しかやってないと思われていたりもすると思います。
小 川
確かに最近はCMも増えてきたけど、スターツ=ピタットハウスということも知らない人は知らないですね。お客様を総合的にサポートしたいと思ってもそれを知ってもらえていないのは寂しいなと感じます。
西 野
だからこそ、営業の場面ではスターツの会社の全体観から話をすることが多いよね?
齊 田
タブロイドという資料を使って会社説明をいつもしますね。スターツグループのそれぞれの仕事と、それがどんな風につながりあっているのかを説明しています。

会社とともに、
いい未来をつくりあげていく

司 会
それでは、5年目の皆さんに今後の目標を聞きたいと思います。
三 島
早く責任者になって、エリア全体を管轄したいです。自分のメンバーを持って、自分の作成した方針を基に、後輩が育ち、街づくりをすることの喜びを共有したいと思っています。まずは、CAMのスペシャリストになるべく、努力を重ね、「街づくり」というこの仕事に大きな自信を持てるようになった時には、さらなる成長をもとめてグループの他の会社にも挑戦したいと考えています。
小 川
私はある程度仕事内容にも慣れた今、さらに不動産仲介の知識を深め、極めていくべきなのか、それともスターツだからこそ挑戦することができる様々なステージで新たな自分を発見していくべきなのかを日々模索中です。まだ明確な答えはありませんが、どのような環境に身を置いたとしても、与えられた仕事に責任を持ち、ひたむきに一生懸命やりきることをモットーに頑張りたいと考えています。そして、こんな先輩になりたいと思ってもらえるような姿を示していけるよう、感謝の気持ちを忘れず謙虚に、これからも日々精進していきます。
西 野
営業として、女性リーダーになることを目標としています。現状、中堅スタッフが少ないことにより、私が若手を引っ張っていく立場になるので、もっと高みを目指し、将来的には女性リーダーに就きたいと思っております。
齊 田
新しいこと、与えられたチャンスへ積極的にチャレンジしたいです。スターツグループは出会ったお客様と一生涯のお付き合いを軸に、83社と多岐にわたって事業展開しております。将来的にはなると思いますが、様々なフィールドでより多くのことを経験できる会社の強みを生かして、ゼネラリストとして自分のスキルアップへつなげられればと考えております。
司 会
本日はありがとうございました。
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